ニューヨーク
【映像】SNS履歴提出の義務化に対する観光客の声
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 アメリカ政府は、ビザなしで入国できる外国人観光客に対して、過去5年分のSNS履歴などの提出を義務化する案を明らかにしました。

【映像】SNS履歴提出の義務化に対する観光客の声

「アメリカは海外からの旅行者数世界第3位の観光大国です。トランプ政権が新たに示した方針を受けて、観光客からは戸惑いの声があがっています」(鈴木彩加記者)

「ちょっとやりすぎだと思う。多くの人をアメリカから遠ざけるだろうね」(イギリスの観光客)

「SNSで社会的な発信はやめようとか、政治的な発信は控えるとかですかね」(日本人観光客)

 現在、日本など42カ国の観光客らは、ESTA(=電子渡航認証システム)を申請すれば最長90日間アメリカに滞在できます。

 10日に示された案では、申請時に過去5年分のSNSの履歴や過去10年間に使ったメールアドレス、DNAなどの生体データや家族の情報などの提出を求めていて、今後60日間で一般からの意見募集を行います。

 アメリカ政府はすでに学生ビザなどの申請でもSNS情報開示を求めていて、入国を厳格化しています。(ANNニュース)

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