鈴木農水大臣
【映像】「今年の漢字は“苗”」理由に笑いがこぼれる記者ら(実際の映像)
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 きょう12月12日は「漢字の日」で、京都・清水寺で毎年「今年の漢字」が発表される。鈴木憲和農林水産大臣が12日午前の記者会見で、自身の今年の漢字は“苗”と答えた。

【映像】「今年の漢字は“苗”」理由に笑いがこぼれる記者ら(実際の映像)

 会見で記者が「今日清水寺で今年の漢字が発表されるが、大臣の今年の漢字は?」と質問。

 鈴木大臣は苦笑いしながら「今年の漢字、そうですね、ちょっとごめんなさい、今年の漢字ね…」と悩みながら「皆さんが何を期待しているかというと“券”とか期待されているのかなと今思いながら考えているんですけど、私が強いて今年の漢字一文字を言うならば、ちょっと悩むんですけど、“苗”ですかね」と答えた。

 記者が理由を聞くと鈴木大臣は「いろんな理由があっていま総合的に判断して“苗”と言ったんですけど、やはりまず今年はやはりお米のことが相当話題になったと思ってますし、今もまさにおこめ券も含め話題になっていると思いますから。ただお米は苗の状態から育たないと収穫に至りませんので。そういう様々な生産者の努力があって収穫に至るので、やはり苗、強い苗を作るというのがまず大事だということです。また、もう一つは先週の金曜日に私を本部長とするこの日本の農林水産行政の戦略本部の立ち上げをさせていただきました。攻めの分野と守りの分野にわけてこれから先の見通せる農業政策、食の分野をどう稼ぎの柱に変えていくかということを議論させていただきますが、その政策分野についても今の時点では苗の状態だと思いますので、しっかりこれが収穫までですね至るように育てていきたいなと思っております。もちろんそれ以上に総理のお名前もあると思います」と話すと、記者からは笑いもこぼれた。

 退席の際、記者が「きょう発表の漢字が本当に“苗”だったら面白いですね」と言うと、鈴木大臣は「“苗”ではないんじゃないかな」と笑いながら述べていた。(『ABEMA NEWS』より)

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