明治安田生命は、営業職員が顧客に架空の投資話を持ちかけ、約2億円をだまし取っていたと発表しました。
【映像】「私的な交際費に使った」明治安田生命の職員、約2億円詐取
明治安田生命によりますと、群馬支社所属の70代の女性営業職員は2010年以降、架空の高い利率の投資話を持ち掛け、合計17人の顧客から約2億円をだまし取っていたということです。
被害にあった顧客の1人が9月、支社に配当について問い合わせたことで発覚しました。営業職員は社内調査に対して「私的な交際費に使った」と話していて、11月28日付で懲戒解雇されました。
被害が判明している17人の顧客に対しては、明治安田生命がすでに弁済を始めています。調査は現在も続いていますが、今後さらに被害が拡大する可能性があるということです。
明治安田生命は「今後こうした事案が発生しないよう、再発防止に向け、全社をあげてコンプライアンス体制のいっそうの強化に努めていきます」とコメントしていて、営業職員を刑事告発するかどうか検討しています。(ANNニュース)
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