18日、バングラデシュの首都ダッカに拠点を置く新聞社が炎に包まれている。集まった人たちは逃げるどころか、真っ赤な炎が上がる建物に近づく人もいる。
デモ隊に襲撃され、一時ジャーナリストやスタッフが炎の中に取り残された。
デモ発生のきっかけは、バングラデシュの前政権の崩壊につながった抗議デモのリーダーがバイクに乗った2人組に路上で銃撃され、死亡したこと。リーダーの死に怒った支持者らが新聞社2社の社屋に押し入り、放火したとみられるが、なぜ新聞社がターゲットにされたのかは不明のままだ。
建物の大半は完全に焼け焦げてしまったが、閉じ込められたジャーナリストたちは、火災発生から数時間後、無事避難できたという。
暫定政府は19日、暴力を非難し、「ジャーナリストへの攻撃は真実そのものへの攻撃だ」と声明を出している。(『ABEMA NEWS』より)
この記事の画像一覧
