西アフリカにあるナイジェリアで武装集団によって300人以上の生徒らが誘拐された事件で、連れ去られた生徒ら全員が解放されたことがわかりました。
ナイジェリアの大統領報道官は21日、「拉致された生徒130人が新たに解放され、拘束されている者はいない」と明らかにしました。
解放の経緯については明らかになっていません。
この事件は先月21日に、カトリック系の寄宿学校が武装集団に襲われ、生徒や教師合わせて300人以上が拉致されたものです。
直後に50人が逃げ出し、今月7日にはおよそ100人が解放されていました。
ナイジェリアでは2014年にイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による同様の事件があったほか、身代金目的で学校などを襲撃する事件が相次いでいます。(ANNニュース)
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