イギリスの覆面アーティスト「バンクシー」の新たな作品がロンドンに登場しました。クリスマスを前に子どものホームレス問題を示唆しているとみられています。
ロンドン西部の建物の壁に描かれたのは、ニット帽やブーツなどの冬物を身につけ、仰向けになって空を見上げる2人の子どもです。屋根の上に寝そべっているように見えます。
バンクシーは22日、自身のSNSで新作を発表しました。
イギリスメディアによりますと、ロンドン中心部にある高層ビル、「センター・ポイント」の外にも同じ作品が描かれたということですが、バンクシーのSNSでは紹介されていません。
「センター・ポイント」は、ホームレス支援の活動家らが1974年に市内の住宅危機を訴えてビルを占拠した場所として知られています。
今回バンクシーの新作は子どものホームレス問題を訴えているのではないかという見方が広がっています。(ANNニュース)
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