サンタクロースの故郷フィンランドでトナカイがオオカミに襲われる被害が相次いでいます。隣国ロシアの猟師がウクライナ侵攻のために徴兵されているのが影響しているといいます。
フィンランド牧畜者協会によりますと今年、オオカミに襲われて死んだトナカイはおよそ1950頭に上り、去年と比べておよそ70%増加しているということです。1300キロメートル以上で国境を接する隣国のロシアから侵入してくるオオカミが増加していることが主な原因だとみられています。
フィンランド農林省の研究機関によりますと国内のオオカミの個体数は、去年と比べて46%増加したということです。
CNNはウクライナ侵攻のためにロシアで猟師らが徴兵されたことでオオカミなどが増加しているとの現地の科学者らの分析を紹介しています。(ANNニュース)
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