ブータンを旅する道中の車内にて、俳優・東出昌大、令和ロマン・高比良くるま、ひろゆき(西村博之)の3人が、それぞれの仕事における「台詞」や「暗記」について深いトークを展開した。
それは『世界の果てに、くるま置いてきた』のABEMAビデオ限定動画でのこと。トークのきっかけは、くるまが吐露した「一言一句間違えない暗記はめっちゃ苦手」という悩みだった。それに対し、俳優として数々の作品に出演してきた東出は、台詞の覚え方について「覚えます。反復して覚えます」と断言。
さらに、ひろゆきからの「自分風に台詞を書き換えちゃうとかは?」という問いに対し、東出は時代劇特有の難しさを次のように語った。
「『我らに見込みは政権の崩壊より他にない。これこそ神君家康公のご意向を云々…』みたいな、絶対的な時代劇で大政奉還するところとかは、やっぱりもう台詞変えようがないので」(東出)
歴史的な背景や格式が重要視される時代劇では、現代劇のような自由な言い換えが許されない。東出は「めちゃめちゃ大政を奉還しました。ひたすら大政奉還したぞ、家で」と笑いを誘いつつも、プロとして徹底的に反復練習を繰り返すストイックな一面を明かした。

