12月24日、ウクライナ・オデーサの海岸沿いで数十羽の鳥が油にまみれた状態で見つかった。
映像には、砂浜に打ち上げられた1羽の鳥が映っている。鳥はすぐに救護施設に運ばれた。
オデーサ動物園は被害を受けた鳥の洗浄と回復のための施設を設置し、救護にあたっているという。
「羽が油で覆われてしまうと、鳥は動く能力を失います。飛び立つことも泳ぐこともできません。移動能力を失うと寒いので、すぐに凍りつきます」（オデーサ動物園 イゴール・ビリアコフ園長）
オデーサ州のキペル知事によると、この油の流出はロシア軍による港湾施設への攻撃で、ひまわり油の貯蔵タンクが損傷したことが原因だとしている。
地元当局は浮遊式の防油堤を設置するなど、流出した油の封じ込めに取り組んでいるということである。（『ABEMA NEWS』より）
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