今年注目を集めた片山さつき大臣や小野田紀美大臣のファッションについてファッションライターの角佑宇子氏、テレビ朝日政治部の澤井尚子記者と考えた。
【映像】片山大臣の派手なファッション(複数カット/小野田大臣のドレス姿も)
小野田大臣は閣僚認証式におけるシルバーのドレスが印象深かったが、その後はパンツスーツを着用する機会が多い。
この点について澤井記者は「普段はシンプルなパンツスーツが多い。色味は白と黒、白と紺などだ」と説明し、片山大臣については「カラフルな服を選び、髪もカールがかかるなど派手な印象がある」とコメント。
国会における服装にルールはあるのだろうか?
澤井記者は「女性だからオシャレしたいと思っても規則があり『品位を重んじなければならない』と定められている。例えば『議場に入る者は、帽子、外とう、えり巻、かさ、つえの類を着用又は携帯してはならない。但し、病気その他の理由によって議長の許可を得たときは、この限りでない』となっている」と説明した。
この規則について角氏は「今は一般社会においてオフィスカジュアルの簡略化も進んでいるが、かつては女性もヒールのあるパンプスを着用、スカートが望ましいなどの暗黙のルールがあった。政界はまだ“その色”が少し濃いのではないか」とコメントした。
この規則がある中における片山大臣のファッションについて角氏は「かなり自身の色を出されている。片山大臣はかつてインタビューなどで『官僚時代はダークカラーの洋服を着ていた』と明かしている。その後、『どこにいるのかわからないから、目立つ色を着た方がいいよ』などというアドバイスを受け、自身の好きな色である原色、ビビットなカラー、パステルカラーを選ぶようになったのではないか」と分析。澤井記者も「国会議員は覚えてもらってなんぼの世界だ」と同意した。
(ABEMA/ニュース企画)
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