【写真・画像】佳子さまのファッションにはなぜ“品”があるのか?「胸元がけっこう開いているものに当て布をされて、控えめに」「袖のパールを外す」専門家が分析 1枚目
【映像】当て布をされた佳子さまのご衣装(全身カット)
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 大きく注目された佳子さまの2025年のご公務とファッションについて、ファッションライターの角佑宇子氏と共に“品”に焦点を絞って振り返った。

【映像】当て布をされた佳子さまのご衣装(全身カット)

 佳子さまは6月のブラジル・マリンガ訪問の際、赤いレース刺繍のワンピースに白いボレロジャケットを合わせられた。

 この服装について角氏は「これはあるブランドのお召し物だが、胸元がけっこう開いているものに当て布をされて、控えめにお直しされた。白と赤のツートーンカラーの着こなしは難しい配色だが、おそらくブラジルに住んでいる日本人の方に寄り添ったメッセージとして『日の丸カラー』を意識されたのではないか」と分析。

 イグアスの滝を訪ねた際のパーカーについては「おそらく、場所に合わせて防水・撥水性の高いものを選ばれたのではないか。以前ギリシャ訪問でもパーカーをお召しになられて話題になった。それと通ずるのが、佳子さまは割とフレアラインのAラインといわれる裾が広がっているタイプを選ばれる。カジュアルに見えてしまうパーカーも、下の裾が広がっていることによってフェミニンの要素も出せる。そういったところで佳子さまらしさ、フェミニンさ、キレイ感を維持されているのではないか」と説明した。

 さらに角氏は2025年の佳子さまの気になったファッションとして高校生手話コンテストでの赤いセーラーカラーのワンピースを挙げた。

「襟が大きく折り返されているワンピースで既製品のブランドだが、本来は胸元に当て布がないタイプで、袖にパールもついている。だが、手話スピーチコンテストで“お手元を集中”させるので、袖元にパールの装飾があったりするとおそらく素肌との対比や視線が散ってしまうので、皆さんに見えやすいようにお直しをされたのではないか」

 今後の佳子さまのファッションについては「やはり佳子さまはフェミニンなアイテムや女性らしいデザインが可愛らしいお顔立ちにもぴったり似合っており、おそらく本人もそういったアイテムがお好みなのかと思う。佳子さまは成年皇族として活動始められて10年が経ち、今もう30代に入っていく中で、どんどん大人になっていく。そういった時に、可愛らしさはそのままに、デザインにシャープさや大人らしいモードなデザインに少しずつ切り替えられていると感じる。例えば花柄一つとっても可愛いフェミニンな花柄のモチーフをただ付けるというより上品なレース素材で花柄を表現するなど“大人的な要素”が最近は目立っていると感じる」と述べた。

ABEMA/ニュース企画)
 

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