高市政権で初めて編成された2026年度予算案が26日午前、閣議決定され、過去最大の122兆3092億円となった。
【映像】会見終了に「おかしい」と食い下がる記者(実際の様子)
片山さつき財務大臣は26日の記者会見で「一般会計歳出総額が過去最大となる122.3兆円となっています。語呂合わせの正式発表はもうしていないんですが、閣議が終わった雑談の中で、122(兆円)という見出しが多いんですね、みなさん。122だと『いい日本に』となるねと。122.3だと『いい日本に、みんなで』となるねというところまでは言ってみたんですけど、そのあとの数字が語呂が作りにくくて、それはもうありません」と述べた。
そして「防衛力強化、いわゆる教育無償化などの重要施策について、財源は確保しつつ予算を増額しております。新規国債発行額は29.6兆円となり、当初予算としては2年連続で30兆円を下回りました」とし、「重要施策について予算を増額させるとともに、財政規律にも配慮して、強い経済の実現と財政の持続可能性を両立させる予算案とすることができたと考えております」と胸を張った。
その後、幹事社に続いて数問の質疑応答があったところで会見は時間切れに。これに納得のいかない質問できなかった記者が「大臣、来年度予算案という非常に重要な会見で、財務省で一番大事な会見だと思うんですけれども、会見があれだけスタートが遅れて、早めに終わるのはおかしいと思うんですよ。もう一問だけ聞かせていただけないでしょうか」と発言。
「次の予定がありますので」と言われる中、記者は「幹事社さん、それでいいんでしょうか。大臣、だめですか?もう1問だけ、お答えいただいた方がいいと思うんですけれども」と食い下がった。
これに対し片山大臣は立ち上がって「どうも本年も大変お世話になりました。ありがとうございました」と頭を下げ、会見は終了した。(ABEMA NEWS)
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