公明党の斉藤鉄夫代表と立憲民主党の野田佳彦代表が国会内で会談し、衆議院解散総選挙にむけ「中道の改革勢力」を結集し、新党を結成することで合意した。会談後、取材に応じた斉藤代表は「自民党と全面対決する党を作るつもりはない」と述べた。
記者から自民党との関係を問われた斉藤代表は「私たちは自民党と全面対決する党を作るというつもりはありません。自民党の中にも中道改革の考え方に賛同してくださる方がたくさんおります。そういう方々と新しい日本の政治を作っていくということでございます。いわゆる30年前、2大政党制を目指して自民党に対抗するもう1つの政党を作る『新進党』、その第2新進党を目指すものではありません」と、きっぱりと明言。続けて「この中道の考え方を共有する人たちと新しい中道の塊を作って、ある意味では自民党とも連携しながら政策を進めていくということもあり得ると思います」と述べた。
また「新党の候補者がいない地域では、これまでもそうでしたけれども、人物本位で応援していくということだと思います」と述べ、場合によっては自民党候補者でも応援する可能性を示した。
さらに、自民党と日本維新の会が進めようとしている憲法9条改正に触れ、「その重んずべき項目として1番目に憲法9条第2項の削除、2番目に集団的自衛権のフルスペックでの行使容認という、ある意味ではこれまで日本が歩んできた平和国家としての道を否定する、そういう内容が含まれておりまして、こういう政策については私ども中道改革という考え方からすれば認められない」と述べたうえで、「そういう今政治の状況の中で、自民党の中にもたくさん『あれはおかしい』と言ってらっしゃる方がいます。そういう方々も含めて、中道の塊をつくっていくことが日本の平和を守り、世界の平和を守っていく、そしてこの北東アジアという大変緊張感の高い中で、近隣との友好関係を保っていくことが、私は日本の平和と国益を守ることに直結する。そのような中道勢力を結集したい、自民党の中にもいらっしゃいます。国民民主党の中にもいらっしゃいます。そして立憲民主党・公明党がその改革の中心になっていけば、こういう思いで今回この中道勢力の結集を呼びかけたところでございます」と説明した。
(ABEMA NEWS)

