
立憲民主党と公明党は15日、新党を結成することで合意しました。党名は「中道改革」で調整していて、16日午後に発表する予定です。
野田氏と斉藤氏が共同代表
公明党 山口那津男代表(当時)
「手を握れ自民と公明、たたき潰せ立民、共産、敵に渡すな大事な議席」(2017年10月)
かつて「敵」と称した相手と手を握りました。
立憲民主党 野田佳彦代表
「公明党から新党中道の改革勢力の結集軸という呼びかけがあったが、お互いにこれともに新党を作って戦っていこうという合意ができた」
公明党 斉藤鉄夫代表
「日本においても右傾化、政治の右傾化がみられる中で、中道の勢力を結集することが重要」
15日に立憲民主党と公明党の党首会談が行われ、「中道」の旗のもと新党結成で合意。党名は「中道改革」とする方向で調整しています。
立憲 野田代表
「中道改革路線に賛同する人による新党を衆議院では作るということで、参議院や地方議会については立憲・公明が残っている状況」
迫る解散総選挙に際しては公明はすべての小選挙区から撤退し、立憲出身の候補者を応援。比例代表では公明出身の候補を優遇します。
野田氏と斉藤氏の共同代表という形でスタートします。
急転直下の新党結成、その舞台裏は…。
政治ジャーナリスト 後藤謙次氏
「公明党が連立を離脱したのが去年の10月10日。この離脱直後から、野田代表と斉藤代表による水面下での協議が始まった。今月10日に(解散)選挙報道があったので、その延長線上で11日の日曜日に党首会談をやり、より高いレベルで選挙協力をやりましょうと合意。あとは一瀉(いっしゃ)千里にきょうまで持ってくるというのが、この間の動き」
今から32年前の1994年、政権交代が可能な2大政党を目指し結成された新進党。新生党、公明党の一部、民社党、日本新党、自由改革連合などが結集した新進党には若き日の高市早苗総理大臣や石破茂前総理大臣、そして野田氏と斉藤氏も所属。結党時の国会議員数が200人を超える政党となりました。
立憲、公明両党の衆議院議員を単純に足すと172人。自民党に規模で迫ります。
国民民主「加わらない」
選挙の構図が大きく変わることになり、今後の政界再編につながる可能性もあります。
立憲 野田代表
「国民民主も含めあるいは無所属の方もいる。中道路線に賛同してもらえると思える人たち、党というよりも党に所属する人たちが賛同して、結集してもらえればありがたい」
国民民主党の玉木雄一郎代表はこう述べました。
「(新党に)加わりません。政局や選挙最優先の政治が日本の停滞を招いてきたと思っている。そんな古い政治ではなく、国民生活最優先、経済最優先、そんな新しい政治を仲間と一緒に堂々と作っていきたい」
新党結成によって衆議院からは消えることになる立憲民主の党名。戸惑いも広がっています。
立憲民主党 原口一博衆院議員
「事務方より『20日までに立憲民主党に離党届を提出せよ』『中道なんとかに入党届を出せ』『納得のいかない場合は、無所属で。その場合も支援する』党員の資格は、両院議員総会の議決ひとつで勝手に剥奪(はくだつ)することができるのか。そんな党に誰が入るか」(Xから)
(2026年1月16日放送分より)
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