
衆議院の解散・総選挙が2月に行われると、36年ぶりのこととなります。雪国で、有権者に届く情報が減るおそれが出ています。
【画像】選挙掲示板に影響も…雪で増える運営費用と負担 36年ぶり“真冬の総選挙”準備は

福島県会津美里町。14日までの雪が路肩に積もり、残っています。町役場の大竹さんは、頭を悩ませていました。
立候補者のポスターが貼られる公営掲示板の設置場所には雪が積もっています。
会津美里町選管事務局 大竹克昌書記
「いまは雪、落ち着いてるけれど、屋根の落雪が心配。やむを得ず除外するしかないのかな。(Q.積雪がある箇所にポスターを設置するとなったら、除雪は誰がする)事業者と協議をして、除雪をしていただき、そこに立ててもらうようにお願いするようになります。費用がその分かかるので、選挙経費としても増えてきてしまう」
いつもの場所に掲示板を立てられない可能性もあり、町は急いで検討しています。

会津美里町選管事務局 大竹克昌書記
「(Q.全設置場所の何割が検討段階に)通常だと123カ所あるんですが、半数程度、5割程度です。(Q.半数の可能性が)『安全』と『除排雪』の問題も考慮して検討している」
真冬の選挙は、有権者にとっても、大変です。実際、取材した福島では昨シーズン、雪で70人がけがをし、5人が亡くなる被害が出ています。
2月選挙をどう思っているのでしょうか。

有権者(80代)
「(Q.地元の皆さんはどういう思い?)車が走れば行きますけど、走らなかったら行けない」
有権者(80代)
「足止めになる可能性がある。投票率が落ちる可能性がある」
有権者(80代)
「我々、投票する方としてはね、季節の良い時にやってもらいたい。少なくとも、3月、お彼岸すぎぐらいに、やってもらいたい」
ほかの雪国からも、懸念が上がります。

山形県 吉村美栄子知事
「投票に行く方々も、足元が悪い中を行かなければなりません。けがのないように、注意していだきたい」

岩手県 達増拓也知事
「時には、災害にも至ることがある。そういうのを踏まえて、ちゃんと責任を持てるような決断をしてほしい」

木原稔官房長官
「豪雪地帯も含め、地方公共団体などからのご意見・ご相談とも真摯に対応しながら、中央選挙管理会や各選挙管理委員会とも連携し、選挙の管理・執行に万全を期してまいります」
