【報ステ】斎藤氏「総理候補は野田代表に」『中道改革連合』野田氏・斉藤氏生出演
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新党を結成した、立憲民主党の野田代表と、公明党の斉藤代表が新党の名称を発表しました。『中道改革連合』です。政界再編のうねりをつくる新たな塊となるのか、野田代表と斉藤代表に生出演していただき話を聞きます。

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『中道改革連合』消費減税に言及

公明党 斉藤鉄夫代表
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公明党 斉藤鉄夫代表
「新党の名前は中道改革連合、略称『中道』といたしました」

イメージカラーは「ブルー」。お互いが使ってきた色合いの中間を取ったといいます。

公明党 斉藤鉄夫代表
「生活者の生活を第一に考える生活者ファースト」

会見では「生活者ファースト」という言葉を強調。野田氏は消費税の減税にも踏み込みました。

立憲民主党 野田佳彦代表
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立憲民主党 野田佳彦代表
「食料品の0税率を我々主張してまいりました。公明党さんも消費税減税を言ってまいりました。何らかの政策の柱の1つとして、消費税は出てくるということは間違いありません」

ただ、政権交代を目指すかどうか問われると。

立憲民主党 野田佳彦代表
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立憲民主党 野田佳彦代表
(Q.新党への参加者というのはどれぐらいになっているんでしょうか。政権交代は目指しますか)
「新党に入るかどうかという手続きは来週になりますので、現時点でそれを把握している状況ではありません。その後のいわゆる議席数。これはですね、全員当選させるというのが我々の責任だと思いますので、そういう目標で頑張っていきたいと」

『中道改革連合』野合との批判も…

与党からは。

自民党 麻生太郎副総裁
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自民党 麻生太郎副総裁
(Q.自民党の一部から公明党の票が減るのではないかと)
「選挙に弱いやつは色々言うんだよ。どこかとどこかが一緒になったから、どこかとどこかの票が減るとか。かすみを食っているみたいな話で。選挙に強いやつは、そういうことあてにしないで選挙している」

日本維新の会 吉村洋文代表
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日本維新の会 吉村洋文代表
(Q.立憲と公明が新しい政党をつくった受け止めは)
「参議院と地方議員が違う政党のままで、衆議院だけ一緒になるのがよく分からない。選挙対策政党じゃないかと」

これまで立憲と選挙協力を進めてきた、共産党は。

共産党 小池晃書記局長
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共産党 小池晃書記局長
「公明党は、2015年に安保法制を自民党とともに強行した政党。一方で立憲民主党は、安保法制による集団的自衛権行使を憲法違反だと、わが党と共に反対した。一体どういう共通の立場を持つのか。これも注目していきたい」

日本保守党 有本香事務総長
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日本保守党 有本香事務総長
「中道ということがすごく強調されているけど、それは野田代表や斉藤代表が『中道だ。真ん中だ』って思ってるだけで、世間の人が思ってる真ん中かどうか分かりませんね」

“政権の対抗軸”になり得るか

斉藤代表、野田代表、大越キャスター
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果たして新たな政権の対抗軸になり得るのでしょうか。今日は新党「中道改革連合」の共同代表に就任される見通しであります。野田佳彦さん、そして斉藤鉄夫さんに急きょ、お越しいただきました。

大越健介キャスター
「お忙しい中ではありますけれども、今後の政界再編の行方も含めて色々お話を聞いていきたいんですが、まず基本的なところを押さえてみたいと思います。これまだ確定的なことは言えません。仮に現職議員で見るということになります。立憲公明で172人という議席があります。自民党は単独で見ますと196。196対172ですからかなりの塊になっています。そこで確認をしたいんです。衆議院選挙は政権選択の選挙というふうにしてこれまでお二人とも戦ってこられたと思います。これは今回の選挙も政権選択の選挙であるということには変わりないですか?」

立憲民主党 野田佳彦代表
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立憲民主党 野田佳彦代表
「当然のことながら、これは我々中道のもとに結集をして、それを極大化していきたい、うねりを作っていきたい、その結果、我々が政権を取れるぐらいの議席数になるならば、それは当然そういう事象が起こる、ということだと思います」

大越健介キャスター
「斉藤さんどうですか」

公明党 斉藤鉄夫代表
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公明党 斉藤鉄夫代表
「我々、中道の大きな塊をつくりたいと、このような主張で今回、我々が訴えてきた中道改革の軸になりたいということで訴えてきた、その呼び掛けに応じていただきました。この中道勢力を、まず多党化時代において、しっかり大きくしていきたいという目標でまず頑張りたいと、このように思います」

斉藤氏「総理は野田さんに」

大越健介キャスター
「政権選択の選挙に臨むにあたって総理大臣候補はどなたなんですか」

斉藤代表、野田代表
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公明党 斉藤鉄夫代表
「これはすいません。野田代表からは、ご自身から言いにくいでしょうから私が申し上げますと、これは野田代表は総理大臣経験者でありますし、これまで大きな政策を実行されてきた行政能力も太鼓判です。野田代表がなられるというのが憲政の常道です」

大越健介キャスター
「野田さん異存はありませんか」

立憲民主党 野田佳彦代表
「よく相談をしてやっていきたいと思います」

大越健介キャスター
「先ほど、もし仮にそういう事象が起こるんであれば政権を担うという結果になると、ちょっと奥歯に物の挟まった言い方なんですが」

立憲民主党 野田佳彦代表
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立憲民主党 野田佳彦代表
「新党を作って、そしてそれはそれぞれの党は離党して、賛同する人が集まる形です。全員がそろった場合の頭数の話でしたけれども、それだけではなくて今、公募もやり始めている。公募でどれぐらいの方が、空白区の中に位置付けられるかによって人数変わってくるじゃないですか。だから当選していただくためには、公認候補全員当選させるっていうのは我々目標になりますので、その結果どうなるかということですので、議席数とかなんかはまだ何とも言えないということなんです」

大越健介キャスター
「ただ、200ぐらいという数字が党の幹部からも出てきて、擁立の数が目標として。それだとちょっと足りないじゃないですかね」

斉藤代表、野田代表、大越キャスター
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立憲民主党 野田佳彦代表
「空白区を埋めていく作業を急ピッチでやらなければいけないですよね。解散もうまもなく。公示もすぐやって来るとなると、限界があるんですけれども、でもできるだけ空白区を埋めないと比例票が出てきませんから。目標としてはやっぱり200くらいは出したいと思いますけれども、そうするとでも比較第1党になる可能性があるんですよ。その議席数によっては。比較第1党になって、じゃあどういう形の構成の政権をつくるかという、そういう次の段階には行ける可能性はあるというふうに思います。多党化してるんで、単独過半数というのは、これは自民党にしろ我々にしろ、そう簡単ではないという風に思います」

立憲・公明で新党 狙いは?

大越健介キャスター
「斉藤さんは、その戦いに向けて野田さんを総理ということを念頭に戦われるということを、今非常に重く受け止めたのでよろしくお願いいたします。それではそもそもの話を聞いていきたいんですけれども、今回、一気呵成(かせい)に新党結成ということになりました。そもそもお二人の中で、いつから具体的に新党にしようよっていう話が、どっちからどのような感じで出たんですか」

中道
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公明党 斉藤鉄夫代表
「これ私から答えさせてください。我々、昨年10月に政権離脱をいたしました。その時にもここに呼んでいただきました。ありがとうございました。その後、私たち、大きな政治方針として中道改革の軸になる、このような大きな政治方針を固め、その旗印として5つの政策、非常に現実的な政権担当能力もある、5つの政策を掲げました。この旗に集まってくる方を集める形で、中道勢力、今非常に日本の状況の中で中道勢力をしっかり固めることが、大きくすることが大事だという理念のもと、色んな方にお話をしてきたわけです。立憲民主党、国民民主党、そして自民党の中にも私たちの中道勢力の塊を大きくしていきたい、ぜひ賛同してくださいという話はずっとしてまいりました。しかしこれはもちろん、ゆっくりやっていた訳です。ところが今回こういう形で、急に不意打ちのような形で、解散ということになりました。その話が加速して立憲民主党さんの方から、ぜひそれを一緒に作っていこうと、政治生命をかけるという話も野田代表の方からありました。であるならば、我々が提案して、この中道の旗の下に集まってくださいと言ってきた公明党の責任上、政治生命をかけて、立憲を離党してまでやる。こういうことを受けまして、私たち公明党も61年続いた政党です。その公明党を離党するということは非常に大きな、私も政治決断が必要ですし、党としても大変な決意なわけでございますが、その決意のもとに一緒にやっていこうというのが、私どもから見た今回の経緯です」

大越健介キャスター
「お二人の思いを承りましたが、やはりしかし選挙で戦う相手からは辛辣な声も出ています」

かつて連立のパートナーだった自民党の鈴木幹事長はこのように発言しています。

自民党 鈴木俊一幹事長
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自民党 鈴木俊一幹事長
「基本政策が後回しになった“選挙互助会”のような組織だ。今までも政党の離合集散を見てきたが、このあと一体いつまで続いていくのか、はなはだ疑問だ。そういう政党に日本の命運を託していいのか」

新党が掲げる“中道”とは?

大越健介キャスター
「こうした批判は何も自民党だけではなくて、ちょっと首をかしげる向きがあるのもまた事実だと思うんです。そこで伺いたいのは“中道”という言葉の意味なんですね。我々、政治を長く伝えてくるとよく出てくる言葉ではありますが、主に公明党さんが使ってきた言葉だったように歴史的には思います。ただこの中道、あくまで野田さんも16日の会見で仰ったように、姿勢であって形であって、何を目指すかという明確な目標とか政策とはまたちょっと違う。これをどう有権者にかみ砕いてもらうのか。野田さん斎藤さんの順で伺いたいんです。この中道とは何なのか」

立憲民主党 野田佳彦代表
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立憲民主党 野田佳彦代表
「中道というのは政治の位置がど真ん中にあるということだけではなくて、これはやっぱり理念、考え方として、国家であるとか、あるいは極めて個性的で強いイデオロギーとかに、人間が従属するんじゃなくて、個人の尊厳、人間を尊重していくというところに軸足を置いているというのが中道だと思います。ということは、今、非常に分かりやすいのがね、株が上がってるじゃないですか。一方で為替の方を見ると残念ながら円安が続いていて物価高でしょう。資産を持っている人たちにとってはプラスです。だけど、そうじゃない人たちにとっては、これ極めて厳しい状況じゃないですか。その時に強い経済といって株価が上がって、それでも恩恵を受けないで、逆に苦しむ人たちがいるじゃないですか。だとすると、生活者の視点に立つとこれは危機的な状況だと。その危機に対して具体的な政策で、その課題を乗り越えていこうというのは、中道の生活者ファーストの考え方だと思います」

大越健介キャスター
「斉藤さん今、極端なイデオロギーに乗っかり過ぎないというような趣旨のお話もありました。これはあれですか。高市政権に対するアンチテーゼの意味も含んでいるんですか」

公明党 斉藤鉄夫代表
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公明党 斉藤鉄夫代表
「そういう意味合いはありません。我々が考える中道は、まさに今、野田さんが仰ったような基本理念のもとで、具体的には今の日本の状況に鑑みれば、1つは、まさに個人の生活に焦点を当てた生活者ファーストということ。それから世界に目を転じれば日本の平和を守る、国際協調主義のもとで、もちろん必要な防衛力は必要です。しかし、どの国とも戦略的意思疎通といいましょうか、そういうパイプはしっかり残して、絶対に戦争にならない。ちょっとした出来事を紛争に拡大させない。そういう平和のシステムを作り上げていく、日本の平和と生活者ファースト、これが具体的な、もっともっといっぱいありますが、端的に言えばそういうことかと思います。中道は理念を、改革はその中道の理念をどう政策にしていくかという行動を表してると思います」

徳永有美キャスター
「野田さんにお伺いしたいんですけれども、ただ今、国際情勢が非常に緊迫している中で、中道という言葉が“理想論”に聞こえてしまう可能性もあると思うんです。有権者の方々からこの中道という言葉に信を託してもらうためには、どんなことが必要だと思われますか」

立憲民主党 野田佳彦代表
「中道と言っても、今の安保環境の問題を含めて、外交については現実的な外交安全保障政策をやっていこうと。理念としては個人に軸足を置いていますけれども、理念の中にはそれぞれの人々の生存、命を守ること、ということも入ってきます。当然のことながら、外交政策においても、厳しい安保環境の中でどう対応するかという政策を打ち出していかなければいけないと思ってます」

具体的政策…消費減税は?

大越健介キャスター
「お二人のお話の中で、理念を実行するための改革だ。それで中道と改革という名前なんだという理解をしたんですけれども、『生活者ファースト』と言う言葉がお二人から出てきましたね。この『生活者ファースト』でいいますと、どうでしょう。具体的に言うと消費税です。消費税、お二人とも前の選挙の時から軽減、軽くしようと。立憲民主党は食料品ゼロ、時限的に。それは乗れますか?」

公明党 斉藤鉄夫代表
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公明党 斉藤鉄夫代表
「公明党は参議院選挙で財源、つまりこれは赤字国債や、税金を上げるということではなくて、赤字国債ではなくて、新たな財源、これは私たち政府系ファンド。今650兆とも言われておりますが、例えばそのうちの500兆を、政府が持ってる資産を運用すれば、例えば10兆円の運用益が生まれてくる。そのうちの半分を例えば政策実現に充てる。そういう形で、例えば消費税の軽減税率を低減させる。私たちは恒久的にというふうに参議院選挙の時以来、言ってまいりました。財源を提示して、他を増税して下げるのではなくて、財源を提示して軽減税率を行う、この提案をさせていただいてきましたので、この軽減税率を下げるという部分では、これまでの立憲の政策とある意味で共通性がありますので、今どういう形で、この軽減税率をどこまで下げることができるのか、財源も明示して下げることができるのか、最後の詰めを行っているところです」

立憲民主党 野田佳彦代表
「共通したのは両方とも赤字国債を発行して、対応するということはないということです」

立憲民主党 野田佳彦代表
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大越健介キャスター
「財源をしっかりしたうえで、明示しながら軽減税率をできるだけゼロに近付けるという理解でいいですか」

立憲民主党 野田佳彦代表
「今、その詰めをやっているということですね。19日に発表させていただきます」

解散・総選挙に挑む“覚悟”

大越健介キャスター
「先程来ですね、斉藤さんの、このお二人が新党を作る経緯の中で、野田さんが政治生命をかけてという言葉を使われたというふうに仰っていました。確かにちょっと世の中びっくりしたと思うんです。このお二方が一気に新党ということを、党内手続きを急きょ踏みながらですが、合意したということ。つまり政治生命をかけるという意味なんですけれども。どうでしょうか。今回の選挙で、どういう状況であれば。例えば一定の政権獲得への道筋が少しでも開けたならば、それはこの路線を継続するのか。あるいは有権者から全く見放されてしまった場合は、それこそ政治生命をかけるのであれば議員をお辞めになるのかとか。そこら辺の責任、政治生命というのは野田さん、どういう意味なんでしょう」

立憲民主党 野田佳彦代表
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立憲民主党 野田佳彦代表
「私自身は、この中道のうねりを作っていって、これからも中道政治が必要だと。それは次の参議院選挙にもつながる。地方議会の選挙につながる。とりあえず今は衆議院で新しい党を作る形ですけれども、国民政党というのは参議院議員もいて、地方議会のメンバーがいて、初めて国民政党だと思いますので、それが完結できるようにするということ。中道は今、公明党を離党される皆さんと、立憲を離党していく皆さんと、今、公募してる中には色んな党から関わる人たちも出てきそうでありますけれども。この中道が元気になれば、穏健な保守との連携もできる。中道が存在感を示せば、よりリベラルとの結集もできると思いますので、右に傾き過ぎている流れを変えていく、1つの大きな方向性を出すことができたならば、それは責任を果たしたことになると思います」

大越健介キャスター
「結果数字云々ではなくて、そうした流れを1歩踏み出せれば」

立憲民主党 野田佳彦代表
「是非作っていきたいと思いますね」

大越健介キャスター
「思いは同じでしょうか」

公明党 斉藤鉄夫代表
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公明党 斉藤鉄夫代表
「今まさに分断と対立を、あえてエネルギーにして、政治勢力を増やしていくという手法がまかり通っています。そうではなくて、色々な異なる意見をまとめていく、そういう政治の姿勢、これも中道の政治姿勢です。今、右傾化が言われている中で、こういう勢力が大きくなっていくことが、私は日本を大きく発展させていくことにつながる。今の若い人たちの将来に向けた社会づくりをしていくことができる。このように確信をしておりまして、この中道の勢力を拡大していきたい。分断と対立ではなくて、包摂であり共生であり協調であり、そういう社会を作っていきたいと思います」

大越健介キャスター
「包摂そして共生、協調、キーワードがそこらへんかと思うんですけれども、どうでしょうか。自民党の中にも、いわゆる穏健な保守の方というふうに仰いましたけれども、そういった声がもし広がるということになりますと、政界再編の可能性も出てくる。当然お二人とも政治家ですから、そうしたことは視野に入れてらっしゃるということですか」

立憲民主党 野田佳彦代表
「私は視野に入れていきたいと思います」

大越健介キャスター
「斉藤さんはいかがですか」

公明党 斉藤鉄夫代表
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公明党 斉藤鉄夫代表
「実はこの話を、我々政権離脱以来、中道改革の軸をつくるという考え方のもと、自民党の方にも色々話をしてきました。皆さんですね、是非そういう中道の塊が大きくなることが必要だという考え方については、大きな賛同を得ているところです。今後そういう方も参加していただけるようになればいいですし、またそういう方とも連携しながら、新しい政策を実行していく、中道の政策を実行していく、という体制が作ることが今回の第1歩だと思います」

大越健介キャスター
「野田さん、国民民主党は同じ連合の支援を受けてきた政党ですが、今回は加わらないと明言しています。諦めないですか」

立憲民主党 野田佳彦代表
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立憲民主党 野田佳彦代表
「諦めないです。粘り強く声をかけ続けていきたいというふうに思います」

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