
売れ残ったお歳暮のギフトを解体し、格安で販売するセールが今年も東京都内のデパートで始まりました。長引く物価高で「昆布」が人気となっていて、店の担当者も驚いています。
「来年の正月までの分を」
東京・上野で今月8日にスタートした食品セール。最大で6割引きの商品も並び、人気を集めています。セールは終盤戦で20日までです。
買い物客(70代)
「(初日の)8日は混むからやめようって。それで終盤がいいかしらと」
買い物客(70代)
「なんでも物価高だからね。こういうので多少家計を(支える)」
毎年およそ7万人が訪れる人気イベントですが、今年は物価高もあり、来場者は例年を上回るペースに。会場では定番の人気商品のほか、担当者が驚くほど売れている商品がありました。
松坂屋上野店 催事担当 山田隆之さん
「昆布の店が反響がよく、売り上げも好調です。ここまで好調だとは予想していませんでした」
人気を集めていたのは、昆布です。価格は4割ほど安く1袋1080円から。毎日使う食材を、買いだめできることが人気の秘訣です。
昆布を購入した客(80代)
「(用途の)メインとしては『だし』。おでんに使っている。白菜を漬ける時に使っている」
昆布を購入した客(70代)
「(安い値段で)あった時に買っておけば日持ちしますから。来年の正月まで」
価格は今後も上がる見通しで、今のうちにまとめ買いしておくのがオススメだといいます。
大松 営業担当 中野泰嗣さん
「昆布はワイン、お酒と一緒で古くなればなるほどうま味が出て、おいしくなる性質があります」
値上げ調味料まとめ買い
値上げを見越した買い物は、他の商品でも。
買い物客(70代)
「“おしょうゆ”どこにあるの?」
1人暮らしをする女性がカゴに入れたのは、しょうゆと食用油のセット。普段のほぼ半額の値段で売られています。
帝国データバンクによりますと、今年値上げされる商品の中で目立つのが調味料です。4月までにマヨネーズやドレッシングなど、1603品目の値段が上がります。
こちらの親子も食用油のセットを1つずつ購入しました。
親子で買い物に来た客(40代)
「高いですよね。高くなったよね。こういう機会があったら、まとめ買いしちゃう」
買ったものはカートに収まりきらず、カゴ3つ分に。そこには、こんな事情もありました。
「小学生で高学年なんで」
「(Q.食べる量とか?)今増えてきて、おコメが高いんで。でも、おコメが大好きなんで、ちょっと苦しいところがあるんですけど」
たくさん買った中には、小学5年生の子どもの好物もあり、早速18日に朝カレーで味わったそうです。
物価高を乗り切る母親の買い物術にお子さんもグーサインです。
(2026年1月19日放送分より)
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