
この冬“最強・最長寒波”の到来です。数年に一度のレベルといわれる寒波によって、日本海側を中心に各地で猛吹雪となっていて、すでに交通への影響も出ています。警報級の大雪は5日以上続く見込みです。
【画像】“数年に一度”大雪に警戒…東京で雪の可能性も 今季“最強・最長寒波”
今季“最長寒波”大雪続く恐れ

インバウンド客でにぎわう観光地は、20日朝から大雪となりました。道路を走る車は、昼間でもライトが必須の状態。かなり近付かなければ、車の大きさが分からないほどです。名物の運河クルーズも、ボートの上に雪が積もり、終日運休となりました。

函館の積雪は38センチと、平年の1.7倍となっています。除雪が追いつかなくなったため、函館市電は午後7時ごろ、全線で運転を取りやめました。20日は終日運休とし、21日の始発からの運転再開に向け、夜間の除雪作業を続けるということです。
雪道を車で…訪問看護にも影響
札幌市にある、訪問看護ステーション。移動で、より一層気を付けているのは、車の運転です。

はまなす訪問看護ステーション 近藤知哉さん
「冬だと(路肩の)雪山の影響もあって、なかなか通る車が見えづらくて。ここは結構、神経使うような交差点になっています。先週今週にかけて雪がどかっと降ったので。その前までは雪山とかなくて急にできたもんで、まだ慣れてなくて怖さを感じる」
向かったのは、86歳男性の自宅。心臓に疾患があり、週に1回、訪問しています。

はまなす訪問看護ステーション 近藤知哉さん
「体調で困っていることないですか?」
利用者(86)
「いつも聞かれるけど同じ答えだね。やっぱり息切れだね」
20日の札幌は、午後1時でも気温は-4.6度。いつもなら入浴も行うのですが、足湯にしました。

はまなす訪問看護ステーション 近藤知哉さん
「寒いとシャワー入る気にならないですもんね」
利用者(86)
「出た後がちょっと心配だもんね、やっぱり。今までは通院。ひと月かふた月に1回の間隔で通っていたけど、冬は交通機関のこともあるし、在宅にしようと思い切ってね。本当に助かっていますね」

冬場になると、滑って転倒して頭を打つ人がいるため、訪問看護を利用するケースが増えるといいます。また、24時間体制なので、夜間に緊急で対応することもあります。20日の日中、大した雪は降りませんでしたが、今回の“最強・最長寒波”は心配です。

はまなす訪問看護ステーション 近藤知哉さん
「普段はここ対向車とすれ違うことができるんですけど、雪山がすごく詰まっているので、車1台分しか通れないので。ここも21日になったらどうなっているのかなと。すごく怖いと思います」
秋田新幹線は夕方まで運休
雪の影響は青森市でも。雪だけでなく、風にも苦労しました。強風で進めなくなる人も。

通行人
「顔に雪が張り付いてきて、すごく寒いです。前も見えないくらいなので、転ばないように気を付けたいと思います」

豪雪で知られる酸ヶ湯温泉。積雪が平年の1.4倍となっています。大雪の影響で、秋田新幹線は一時、運転を見合わせました。

利用客
「東京で会社の研修があって、行こうとしたが新幹線が止まって」
(Q.何時の新幹線)
「(午前)6時9分」
豪雪地帯として知られる、新潟県十日町市。新潟では21~25日ごろにかけて、大雪が予想されています。積雪は、まだ本格的ではありませんが、住民は雪かきに追われています。

除雪する人
「(いつもは)視界が悪くなるくらい降るので、20日はまだいい方」
(Q.20日はどのくらい積もった)
「20センチくらい。大したことない。21日からが勝負」
