
アメリカのトランプ大統領が領土獲得を狙うグリーンランド、そして、ヨーロッパでは、アメリカへの反発が強まっています。
【画像】領土めぐる“野心” 自国民鎮圧に米軍派遣準備…トランプ大統領就任1年

しかし、本人はどこ吹く風。挑発するかのような画像を投稿しています。そして、ノルウェーの首相に宛てたメッセージが世界を驚かせました。

アメリカ トランプ大統領(ノルウェー首相へのメッセージ)
「ノルウェーが、ノーベル平和賞をくれないと決めたから、もう平和だけを考える義務を感じない。アメリカがグリーンランドを完全に掌握しなければ、世界は安全ではない」
受賞者であるベネズエラの野党指導者・マチャド氏から譲り受けたメダルでは、満足いかなかったようです。

アメリカ トランプ大統領
「ノーベル賞なんかどうでもいい。向こうが何と言おうと、委員会はノルウェーの支配下だ」

ノルウェー ストーレ首相
「トランプ氏は、平和賞に執着していますが、決めるのは、政府ではなく委員会です」
さらなる関税で、グリーンランド買収を認めるよう迫るトランプ大統領。軍事侵攻もちらつかせ、アメリカとヨーロッパにかつてない亀裂が走っています。

イギリス スターマー首相
「同盟国への関税措置は完全に間違っています」
デンマーク ラスムセン外相
「現実的で冷徹な我々ですが、心は温かい。毎朝 脅されるのはつらいと大統領に伝えて下さい」
デンマークは、グリーンランド駐留の兵士を大幅に増やす方針です。さらに、NATOにも部隊の配備を提案しました。

デンマーク統合北極司令部 アンダーセン司令官(16日)
「(Q.司令官として、NATO同盟国に脅されていることに驚きは)政治の話は避けますが、ボスニア、アフガニスタン、イラクでアメリカ軍と連携してきました。(Q.アフガンでアメリカと同等の死者が出たデンマークとしてはどうか)正直、残念です」
発足から1年の第2次トランプ政権。国内にも銃口を向けています。

ICE=移民・税関捜査局の職員が女性を射殺した事件は、抗議の輪をさらに大きくしました。
トランプ大統領は、連邦軍を投入して、抗議デモの鎮圧を図る構えも見せています。実際、すでに1500人の兵士に派遣準備命令が出されたそうです。

市民
「市民に対して、アメリカ軍を派遣するなんて、私の人生で聞いたことがない。ありえません」
市民
「(Q.アメリカは正しい方向に向かっている)いいえ、ファシズムに向かっています。現代で、最も危険な局面を迎え、世界に影響が出ています」
