
真冬の総選挙。注目の選挙区の一つは、異例の与党対決となっている大阪7区です。「維新王国」に挑む各党の秘策は。
仁義なき戦い“与党対決”
自民党の公認候補、渡嘉敷奈緒美氏(63)。これまで衆議院議員を4期務めるも、最近は2回連続で落選しています。
自民党 渡嘉敷氏
「私も崖っぷちで、政治生命をかけてこの26年間の総決算だと思って、今回選挙戦に臨む」
戦いの場は維新のお膝元、大阪。「大阪7区」は、北部に位置するベッドタウンです。背水の陣で臨む選挙、秘策がありました。
自民党 渡嘉敷氏
「“早苗同化作戦”です。まるで高市早苗が来たがごとく、 しっかりと政策を訴えていく」
見せてくれたのは、公認証書を受け取った時の高市総理との2ショット写真です。
自民党 渡嘉敷氏
「洋服の色も青で、雰囲気も似ているみたいで、子どもたちが“渡嘉敷早苗”って間違えて呼んでくれる時もある」
自民と維新、与党同士で議席を争うことになる今回の選挙。最も力を入れて訴えているのは「物価高対策」です。
自民党 渡嘉敷氏
「『高市政権は何もしないで選挙になった』というが、そんなことない。1月2月3月、確実に物価高対策、高市総理から届くのでぜひ受け取っていただきたい」
「(Q.“与党対決”について)高市総理の思いをどれだけ正確に伝えていくのかが優先されるので、(維新を)全く意識していない」
与党として初めて臨む国政選挙
日本維新の会、奥下剛光氏(50)。前回、大阪の19選挙区すべてで勝利した維新。奥下氏は、自民・渡嘉敷氏に2連勝中です。しかし…。
日本維新の会 奥下氏
「(Q.何を考えている?)いや…どんなことを争点にしたらいいのか。特に与党同士の対決だから言う必要も言うこともないし」
与党として初めて臨む国政選挙。消費税の減税など連立を組む自民党と同じ政策が並ぶなか、どう差別化を図るか悩んでいるといいます。
日本維新の会 奥下氏
「与党になってまだ2カ月ちょっと。あまり無責任なことは言っちゃいけない。与党になったら責任感は全然違うので」
悩んでいた「争点」については…。
日本維新の会 奥下氏
「自民党はすでに社会保障の改革をして、失われる財源を次はどういった形で税収を上げるか、新たな税収を探しています。それは違うでしょう。我々は今まで使ってきた予算、費用対効果をきちんと検証して、安易に基金にして残すのではなく、きちんと国庫に返納する」
「維新王国」に野党刺客
与党に挑むのは2人の野党候補です。参政党から立候補するのは、石川勝氏(57)。
参政党 石川氏
「参政党の力を見せつけたいなと思っています」
市議会議員を辞めて、今回初めて国政に挑戦します。
神谷宗幣代表との関係は長く、19年前、同じ時期に吹田市の市議会議員に初当選した間柄です。
参政党 石川氏
「参政党は『ひとりひとりが日本』というキャッチフレーズを掲げさせていただいた。 神谷代表に『これどういう意味?あんまりよう分からん』と聞いてみました。神谷代表は『いやいや、そのものやで。ひとりひとりが日本、分かりませんか』と。そうやな、よう考えたら全員が何らかの役割を持っている。その人たちの力をもっともっと生かしていく、それが日本のこれからの未来において、大切なことであるということが、まず言えると思います」
集まった支援者と握手を交わす共産党、川添健真氏(43)。今回で3度目の挑戦になります。
共産党 川添氏
「軍拡と物価高騰対策、どちらがいいか聞いている」
街の人
「こっちやな」
共産党 川添氏
「学費も高いので半額にまずしようとか、暮らしへの転換を目指しているので、ぜひ注目していただけたら。よろしくお願いします」
街の人
「社会勉強になった」
共産党 川添氏
「企業から献金もらって裏金作っても反省しない自民党では、消費税の減税はできません。解散総選挙になれば突然、消費税減税、これを持ち出すような自民・維新政権では絶対に消費税の減税できない」
(2026年1月28日放送分より)
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