
27日に公示された真冬の総選挙。
【画像】8選目指す現職に新人4人が挑む…激戦東京24区 公明票の行方は
東京24区。前回、僅差で競り勝った自民の候補に、新人4人が挑む都内屈指の激戦区です。
8回目の当選を目指すベテラン候補・萩生田光一候補(62)。そのタスキの肩には、今回、『自民党公認』の文字が記されていました。

自民党 萩生田光一候補(27日)
「日本で初めての女性リーダーのもとで、働いて、働いて、働かされていますけれども、しかし、さらに、力を合わせて働いて、何とか明るい日本をつくっていこうじゃありませんか」

前回、安倍派のパーティー収入不記載の問題で公認を得られず、逆風にさらされるなか、応援に駆けつけたのが、高市総理でした。結果、約7500票差の接戦を制します。
萩生田氏は、高市総裁のもと党の要職、幹事長代行に就任しました。
総理を共に支える幹部も、檄を飛ばします。

自民党 有村治子総務会長(27日)
「まさに高市さんの右腕の萩生田さんを、失うわけにはいきません」
政権の枠組みが変わったことで、公明党の推薦はありません。
自民党 萩生田光一候補(27日)
「今こそ、もう一度、国民の皆さんの審判をいただいて、強い政権をつくらせてもらう。ぜひ、高市総理の目指す大胆な経済政策に期待していただいて、政策を変えていこうじゃありませんか」
訴えるのは、大臣の経験を生かした“人づくり”です。

自民党 萩生田光一候補(27日)
「公立学校に通うご家庭、11万8000円。私学、授業料がちょっと高いんで45万7000円。それぞれ、国が直接、負担をさせていただきます。これからは、高校進学を目指す子どもたちに選択の幅を広げていく」
その大物に挑むのは、中道改革連合の細貝悠候補(32)です。去年、都議会議員になったばかりですが、急きょ、国政を狙うことになりました。

中道改革連合 細貝悠候補(27日)
「自分の懐を温め、自分の仲間たちだけ利益が行き渡る。そういった政治は、もうやめにする」
元々は、立憲民主党所属の細貝候補。立候補を届け出た矢先、公明党の市議会議員がやってきました。
公明党の市議会議員(27日)
「私たち、いまからポスター貼ってきますので」
そして、選挙カーが向かった先は、公明党の支持母体・創価学会の関連施設や企業が集まるエリアです。24区の公明票は、ほかの選挙区よりも比較的多い、3万前後とみられていて、その動向は、結果を大きく左右します。
夜には、公明党の幹部と。

公明党 西田実仁幹事長(27日)
「32歳、私の息子とほとんど同じような。しかし、このチャレンジする精神。私は細貝悠さんが、歴史を大きく変えていく人になるのではないかと思います」
多くの聴衆を前に、生活の安定を訴えます。

中道改革連合 細貝悠候補(27日)
「政治の恩恵は、一人一人平等にあるものです。私、細貝悠は、公明正大に皆さまに対して、政治を、生活を、暮らしを取り戻してまいります」
実際、公明票は、どれだけ乗るものなのか。
中道改革連合 細貝悠候補(27日)
「(Q.いま、どんな風が吹いている)難しいですよね。ただ、私は私のやることをやっていく。それに尽きます」
国民民主党は、会社員の細屋椋候補(30)です。

国民民主党 細屋椋候補(27日)
「ジャイアントキリング(大番狂わせ)を起こして、東京24区から新しい希望の旗を立てていこうではありませんか」
出馬を打診されたのは、今月17日。スタッフの調整ができず、25日は1人で、街頭演説を行っていました。
国民民主党 細屋椋候補(25日)
「一気に事務所探しをしたり、街宣車を押さえたり。時間はないなか、決めたからにはやるしかない」
相棒となる選挙カーが届いたのは、公示の前日。茨城県の知人から、なんとか借りることができました。
国民民主党 細屋椋候補(27日)
「知名度は、まだ全然足りていないと思っています。追い風を吹かせていきたい」
訴えるのは、交通インフラの整備です。

国民民主党 細屋椋候補(27日)
「国が適切に補助をすることによって、不採算路線であっても運行していける。そういった社会、街づくり、地域づくりを進めていく必要がある」
参政党の神谷代表が第一声をあげた東京駅。ここに、もう1人の候補者がいました。前回も出馬した與倉さゆり候補(41)。消費税の廃止や、外国人政策を訴えます。

参政党 與倉さゆり候補(27日)
「失業率も多いです。もっともっと本当だったら、働きたい日本人いるはずなのに、お給料が安い、待遇が良くないから、海外の人に頼らなければならない。そういった悪循環な仕組みが、できてしまっています。海外の人を呼び込むのであれば、まず日本人の給料・賃金を底上げ」
去年の参院選で党は大幅に躍進。その勢いを、今年も引き継げるか。自民や国民民主などとの保守票の奪い合いが予想されます。
参政党 與倉さゆり候補(27日)
「向かい風ということはないですね。どちらかといえば追い風。微風かもしれないですけど」

東京24区には、無所属の深田萌絵さん(47)も立候補しています。
