
3月に迫る引っ越しの繁忙期を前に、国土交通省が分散を呼びかけています。高額な料金を避けるため、1~2カ月早く動き出す人が増えています。
5人家族で見積もり140万円
「高いところで(引っ越し費用が)140万円くらいでした。結構高くて、車1台買えちゃうと思ったので、びっくりしました」
3月末に東京から熊本へ引っ越す予定の男性。5人家族ですが、驚きの見積もり額を提示されました。
最終的に別の業者に依頼し、半額の65万円ほどで引っ越せることになりましたが、それでも費用の高さに戸惑っています。
引っ越し料金は燃料費や資材費などの上昇に加え、人手不足による人件費の高騰で右肩上がりが続いています。
繁忙期である去年3月の引っ越し料金は、単身だとおよそ14万円、家族だとおよそ24万円で、5年前と比べて1.5倍に上昇しています。今年も同じ水準か、さらに上がることが予想されています。
毎年3月から4月にかけて集中する引っ越しですが、1都3県(埼玉・神奈川・千葉)に対応している引っ越し業者には、すでに問い合わせが殺到しています。
去年1月に受けた引っ越し件数は484件でしたが、今年は21日の時点で760件とおよそ1.5倍に増加。来月の引っ越しの問い合わせも例年の倍以上に増えていて、予約争奪戦は激しさを増しています。
訪問見積もり廃止で苦心
東京ムービング 渡辺涼営業責任者
「早めに予約しないとというお客様が年々増加している傾向」
費用が高騰している引っ越し料金ですが、この業者の見積もりは3月下旬の横浜市内の引っ越し(単身)が9万9000円と繁忙期にもかかわらず10万円を切っています。
なぜここまで価格を抑えることができたのでしょうか?
「“訪問見積もり”をしなくなっていて、今期からですね。訪問見積もりをしてしまうと、人件費がどうしてもかさんでしまうので、LINEの見積もりを強化している」
さらに、トラックを5台から10台に増やし、回転率を上げました。
「今までは一日だいたいこなせて25件ぐらいの引っ越し件数だったのが、一日50件ほど引っ越しの契約件数をこなせるようになったので。倍にしたことで、比較的安い段階でお客様の契約が取れるようになった」
新生活に向け、引っ越しを考えている人は、早めの準備が必要になりそうです。
(2026年1月29日放送分より)
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