
中国で、もうすぐ始まる春節の休みを前に延べ95億人が移動するとされる、大規模な帰省や旅行が始まりました。その中国人の旅行先に変化が現れています。
過去最多の移動数
改札にできた長い行列。待合席にも多くの乗客の姿があります。
中国では、17日から始まる「春節」の前後40日間は、交通機関が特別な態勢をとる「春運」の期間に入ります。
春運初日の2日、高速鉄道の駅は帰省客や旅行客でごった返しました。
帰省客
「6時間くらい移動しますが、道中はとてもうれしい気持ちです」
今年は、春運の期間中、過去最多となる延べ95億人が移動すると予測されていて、去年より5億人ほど増える見込みです。
一方中国政府は、その期間も引き続き日本への渡航を自粛するよう呼びかけていて、影響が広がっています。
売り上げ5割減も「好転」
2日、羽田空港で中国からの団体客を案内する人に話を聞くと、このような声が聞かれました。
中国からの客を案内する
通訳案内士 40代
「今年は中国からのツアーは今のところ入っていないです。毎年だったら結構、忙しくなってくるはずですが、春節の前後に入っていない状態です。本当は元々このツアーは30~40人くらいの客ですけれど、今回は4分の1ぐらい。もう10名になりましたね。桜の時期の仕事も入っていないので、大きな影響を受けていると思います」
観光業界にとって今の状況は痛手ですが、国内旅行をする日本人からはこんな声も。
SNSの投稿から
「奈良公園に来たけど閑散としてる。中国人が少なくて昔に戻ったみたい」
日本への旅行を取り扱っている中国の会社は「売り上げが5割以上減った」とする一方で、今後状況は好転するだろうと話します。
STS上海小月旅行 肖廷福社長
「個人として、また業界関係者として見ると、日本は素晴らしい国であり、四季折々の魅力がある旅行先です。あまり心配はしていません。なぜなら、日本には優れたサービス精神と旅行先としての強みがあり、すぐに状況は好転すると信じています」
(2026年2月3日放送分より)
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