JR東日本の山手線や常磐線、京葉線などで短期間に運転見合わせのトラブルが相次いだことを受け、金子恭之国土交通大臣が3日の記者会見で「JR東日本に対し、鉄道の安全安定輸送に努めるよう指導していく」と述べた。
記者が「JR東日本の輸送トラブルについて伺います。1月30日に常磐線などで7時間程度の運転見合わせが発生した。1月16日にも山手線が人為的ミスで長時間の運転見合わせとなった。これに関しては関東運輸局が警告文書を発出したばかりだ。そんな中、昨日も京葉線で3時間程度の運転見合わせが発生した。受験シーズンで、利用客から不安の声も出ている。相次ぐ事故の背景と、JR東日本の会社としての姿勢、責任の在り方について大臣の受け止めと今後の対応を伺います」と質問。
金子大臣は「ご指摘の通り、JR東日本においては1月16日および1月30日に首都圏の基幹的な路線である山手線や常磐線などで停電により、通勤通学の時間帯である朝から昼ごろまでの長時間にわたり運転見合わせが発生し、多くの利用者に影響が出たこと、大変残念に思います」と答えた。
続けて「JR東日本からは関東運輸局および本省鉄道局に対しまして、それぞれの事案の概要について報告がされておりますが、1月16日の事案に関しては、関東運輸局からJR東日本に対して警告文書を発出しておりまして、また1月30日の事案の発生を受けまして、鉄道局幹部からJR東日本の安全統括管理者に対して、原因究明および再発防止策の検討について口頭で指示しているところであります」と述べた。
さらに「加えて、昨日2日京葉線八丁堀駅にてエスカレーターから発煙し、一時運転を見合わせました。これらの多くの利用者に影響がある事案が相次いだため、本日3日にJR東日本の安全統括管理者を鉄道局に呼び、鉄道局幹部から八丁堀駅での発煙事案について、原因究明および再発防止策の検討を指示するとともに、改めて利用者の安全確保に万全を期すよう、指示することとしております。国土交通省としては今後のJR東日本からの報告も踏まえ、同社に対して、鉄道の安全安定輸送に努めるよう指導してまいります」と述べた。
最後に「JR東日本には改めて公共交通機関としての自覚を持って、安全安定輸送の確保に万全を期していただきたいと考えております」と厳しい口調でコメントした。(ABEMA NEWS)
この記事の画像一覧
