
雪の重みで倒壊する建物が相次ぐなど、住民の生活に甚大な影響が出ています。この2週間の記録的大雪で、合わせて30人の方が亡くなっています。
【画像】災害級の豪雪…除雪も進まず 「アーケード」や「車庫」倒壊
災害級の豪雪…除雪も進まず
狭くなった道路で、雪の壁に突っ込んだ車。その時、後ろでも保育園に行く車がスタックしていました。さらにその後ろも…。
誘導しているのは、道路沿いの会社に勤める人たちです。車がいない隙を狙って一斉に硬くなった雪をつるはしで取り除いていきます。
青森では積雪が170センチを超え、普通の日常ではなくなっています。
雪に埋もれたバス停、傘も見えます。落雪の恐れがあるため、女性は車道のすぐ近くで待っています。
道路脇で傾いて止まったバス。雪の下にあったのは道路脇にある流雪溝です。
道路と流雪溝の間にできた段差にタイヤがはまり、動けなくなったということです。
近隣住民
「(流雪溝を)知らない運転手が穴があるのに気付かずに入っちゃう」
「アーケード」や「車庫」倒壊
雪が重たい日本海側、事故も起きています。
新潟県柏崎市では雪の重みで車庫が倒壊し、住人の50代の男性が下敷きになり、心肺停止です。
隣の長岡市の繁華街、殿町で歩道についた屋根が雪の重みで崩れてしまっていました。
8メートルにわたり、崩れてしまったアーケード。元はラーメン店などが並んでいました。屋根には室外機が2つ乗っていたことが分かります。その室外機は、屋根とともに地面に落下してしまいました。
青森では2日から災害派遣要請を受けた自衛隊が入っていますが、除雪が行き届かない裏通りに行くと、一人が歩けるかどうかという道幅になっていました。
ここは古い商店街。人の手が入らない場所は生活が困難な状況が続いていました。雪で看板が覆われていますが、ここは果物店です。
除雪だけでなく排雪も課題
表通りではトラックが次々と立ち往生します。佐々木快アナウンサーも雪をかきます。あまりに動かず、カメラマンもカメラを置いて参加します。それでも無理です。最終的にはロープで牽引(けんいん)し、なんとか動きました。
どんな場所でスタックしたのか…その深さはおよそ20センチはあり、かなり深くはまっていたのが分かります。
ドライバー
「除雪しても排雪しないと結局、(道が)狭い」
そう、除雪だけでなく、排雪も課題です。国の委託で、排雪を行っている内山真澄さん(54)です。除雪車から出た雪をトラックに積み海に捨てます。
内山さん
「(Q.どうですか?)道路ガタガタで大変」
次々と排雪に向かうトラック。しかし、10トントラックが雪に突っ込んで、立ち往生しました。
内山さん
「ショベルカーとかで引っ張るしか…」
降りやまぬ雪で、内山さんは12月からずっと働き詰めです。
内山さん
「(Q.何日連続でやってる?)分からなくなったっすね。 結局誰かが犠牲にならなければ道路は良くならないし」
(2026年2月3日放送分より)
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