【写真・画像】豊田章男氏=車好きのオジサン、佐藤社長=車を作るのが好きなオジサン、近新社長=お金と数字が好きなオジサン? 自らの役割を「大番頭」に重ね合わせる 1枚目
【映像】トヨタ新社長がトヨタに「ダメ出し」した瞬間(実際の様子)

 6日、トヨタ自動車は、佐藤恒治社長の退任と2026年4月1日付の新体制を発表した。次期社長兼最高経営責任者(CEO)に就任する近健太氏は、会見で自身の経営スタイルなどについて語った。

【映像】トヨタ新社長がトヨタに「ダメ出し」した瞬間(実際の様子)

 司会の富川悠太元アナウンサーから「豊田章男さんは『車好きのオジサン』、佐藤恒治さんは『車を作るのが好きなオジサン』。近さんはどんなオジサンですか?」と聞かれた近氏は自らを「車が好き」と語る一方で、現在の役割を踏まえ「車をしっかり作ってもらえる、投資ができるためのお金や収益・数字には、めちゃくちゃこだわりがある」と明言した。「お金と数字が好きなオジサンということか」とさらに問われると、近氏は否定せず「お金が好きな(オジサン)」と笑顔で応じ、自らの役割を「大番頭」に重ね合わせた。

 近氏は、社長就任を打診された後に豊田章男会長と話す機会があり、その際に創業者の豊田喜一郎氏を支えた「大番頭」石田退三氏の名前が出たことを明かした。石田氏が「無駄なものには一切お金を使わないが、喜一郎さんの夢には思い切って大きな投資をした」というエピソードを引き合いに出し、トヨタの伝統が今も変わっていないとの認識を示した。

 さらに近氏は「トヨタの収益はトヨタだけの力で稼げているものではない」と強調。その上で「自分以外の誰かのために、自動車産業全体、日本のために、トヨタはしっかり投資をしていかなきゃいけない」と述べ、未来への投資を可能にする収益構造の実現に努めると語った。

 新社長に就く近氏は長年にわたりトヨタの財務・経理部門の中核を担うとともに、2019年には先進技術開発カンパニーのエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務め、2023年からは「ウーブン・バイ・トヨタ」の代表取締役兼CFOを歴任してきた。

(『ABEMA NEWS』より)