19日、自民党の有村治子総務会長は臨時総務会後、記者会見に応じた。第2次高市政権の発足に伴う党役員人事において、いわゆる「裏金問題」で政治資金収支報告書の不記載があり、党の処分を受けた西村康稔議員を選挙対策委員長に、松野博一議員を組織運動本部長に起用する妥当性について、記者から質問が飛んだ。
西村氏の起用については、同氏がこれまで選対委員長代行としてナンバー2を務めてきた実績を強調。「その分野の第一級の経験と知識を持っておられる」と述べ、実務能力を最優先した総裁判断であることを明かした。選挙対策委員長は党4役であり、党4役にいわゆる裏金議員が登用されるのは初めてのことだ。
また、組織運動本部長に就任する松野氏についても、総務会長代理を務めてきたと言及。その過程で「疑義が出たことはない」とし、閣僚経験などの豊富なキャリアを踏まえた適材適所の人事であるとした。
記者が「西村氏、松野氏とも旧安倍派の中枢を担い、不記載問題の真相が分かっていないまま、あえて今このタイミングで起用する見解」を質すと、有村氏は両名が今回の総選挙で有権者の信任を得ていると指摘。選挙戦を通じて説明責任を果たそうと努力してきたとの認識を示した上で、「仕事でしっかりと信頼をさらに築いていただきたい」と強調し、党として両氏を支えていく考えを示した。
(『ABEMA NEWS』より)

