
不動産価格の高騰も重なり、多くの高齢者がだまされていました。人生の最期を迎えるための準備、いわゆる「終活」の支援だと言って近づき、マンションの価格を実際より高く偽って売りつけるなどしたとして、男9人が逮捕されました。
【画像】「終活手伝う」などと高齢者に近づき不動産投資持ちかける
300万円で仕入れ、2200万円で
容疑者ら
「現金で相続するよりも、不動産を購入して相続すれば節税になります」
詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区の「寿不動産」社長・石井寛一容疑者(42)です。
都内に住む72歳の女性に対して、仲間と300万円で仕入れたマンションの1室を2200万円ほどで売りつけた疑いが持たれています。
どうやって仕入れ値の7倍以上で物件を売りつけたのでしょうか。
社会部 警視庁クラブ 松村桐杏記者
「被害者とみられる高齢者は9割が一人暮らしで、手口は顔見知りを装って電話をし、その後自宅に訪問するというものです」
言葉巧みに高齢者に近づくという容疑者。食事を共にとるなどして信頼関係を築くと、「資産整理や終活を手伝います」と切り出します。
高齢者が抱える問題に親身に相談に乗るふりをして、不動産投資を持ちかけるのです。
「今回逮捕された石井容疑者は暴力団組員です。暴力団の中では資産を持っていそうな高齢者リストなどが流通していて、今回の事件もそういったリストが悪用された可能性も視野に警視庁は捜査をしています」
(2026年2月26日放送分より)
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