
ホルムズ海峡封鎖の影響は、株価だけではなく、野菜や納豆、さらには意外な商材にまで及んでいます。今後私たちの家計の負担となってきそうです。
【画像】「ペルシャ湾内で44隻、うち日本人船員は24人」身動きが取れない状況を語る日本船主協会・長澤会長
ホルムズ海峡 アメリカ海軍が護衛表明
イラン革命防衛隊の幹部 (イランメディアによると)
「ホルムズ海峡通航禁止の警告を無視した石油タンカー10隻以上が、攻撃を受け焼かれました」
緊迫の度を増すホルムズ海峡。現場海域には多くの日本人が船とともに足止めされています。
日本船主協会 長澤仁志会長
「中東からのエネルギー資源が海上輸送をできないだけでなく、会員船舶、船員がペルシャ湾で身動きが取れない状況となっております。ペルシャ湾内で44隻、うち日本人船員は24人いる」
トランプ大統領は、ホルムズ海峡を通る石油タンカーを必要に応じてアメリカ海軍が護衛すると表明。また、ペルシャ湾を通るすべてのタンカーなどに、適正価格の保険を提供するよう命じました。
「どういう手続きをすればアメリカ軍に守ってもらえるか、確たるものができれば、我々として対応部分があるかもしれませんが」
肥料届かない?家計直撃も
海上輸送が滞り、原油や天然ガスの供給が不足すれば、「食」への影響も出てきます。
小山農園 小山三佐男代表
「この先トラクターや肥料を一番使う時期なので、農家としては不安材料でしかない」
夏野菜はこれから種まきの時期。トラクターに使う軽油の価格高騰が直撃しそうです。
成長を促す窒素肥料も中東の天然ガスを元に作られているものが多く、手に入りにくくなる可能性があります。
「これから成長する時期なので、肥料が入ってこないのは痛手」
食品についても、間接的な値上がりリスクがあります。
納豆の製造販売 せんだい 伊藤英文社長
「容器、トレー、納豆についている被膜、それとパッケージのフィルム」
納豆のパッケージは、すべて原油由来のもので作られています。中東を通らないアメリカと日本の貿易にまで影響が及ぶ可能性もあります。
「一部のスーパーからの要望で、アメリカ産の大豆も使っているが、海上輸送は今後納期等を含めて大きな懸念がある。どうしても販売価格に転嫁せざるを得ない状況も」
(2026年3月5日放送分より)
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