5日の衆院予算委員会で、中道改革連合の早稲田ゆき議員が閣僚5名を追及した。前日に東京高裁が旧統一教会への解散命令を認める決定を下したことを受け、質問したのは、閣僚と旧統一教会の過去の接点についてだ。
【映像】「こりゃ、ふざけてるよ」ヤジが飛ぶ瞬間(実際の様子)
まず松本洋平文科大臣が「党の調査に回答した通りであります。現在においては当然、一切の関わりを断っており、今後とも関わりを持つことがないよう、しっかりと身を引き締めて参りたいと存じます」と答えた。
これに対し、早稲田氏は「今のは、お答えになっていません。自民党の調査では、松本洋平文科大臣は関連団体に会費支出となっていますが、そうじゃないんでしょうか。ないならないとお答えください」と迫った。
松本文科大臣は再び「党の調査の通りであります」と答えたが、早稲田氏は納得せず「答えてください。党の調査と国会は違いますので、ここでお答えください」と再度詰め寄った。しかし「党の調査の通りであります」と3度目も同じ回答。「何、やましいんですか?」「全然話にならない」などヤジが飛び交い、坂本哲志委員長は「速記を止めてください」と、いったん審議を止めた。
再開後、委員長に指名された松本文科大臣は「党の調査でお答えをし、すでに公表をされているものであります。この通りであります」と4度目の同様の答弁を行ったため、「これふざけてるよ」「党の調査知らないよ」と再びヤジが飛んで紛糾。坂本委員長が「速記を止めてください」と再び審議を止める事態となった。
2度目の再開で、松本文科大臣は「党の調査の結果といたしまして、私自身は旧統一教会および関連団体に対する支出のうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員の中に私の名前があるということであります」と説明し、「先方からご案内があった会に、私の秘書が代理で出席をした際、その案内状にあった、その会費金額というものを支出をさせていただいたことを報告をし、それが党の調査報告として発表をされたというものであります」と説明した。
早稲田氏の「代理出席一回、会費も一回ということでいいですか?」との確認に対し、松本文科大臣は「その他にも教団施設にはお伺いしたことがあります」と明かした。さらに「党の調査にもそのように二回のことを、書いているんでしょうか」との問いには「はい、回答をしております」と明言した。
続いて松本尚デジタル大臣が「旧統一教会については私自身は支援、献金を受けたことはございません。また行事、会合に出席したり、祝電を送ったこともございません」と言い切った。
黄川田仁志内閣府特命担当大臣は「過去に旧統一教会関連団体の主催イベントに祝電を送ったことがありますが、いずれにしても旧統一教会との関係はございません」と述べた。
赤間二郎内閣府特命大臣は「私は当該団体との関係、接点、一切ございません」と断言した。
最後に上野賢一郎厚労大臣が「党の調査に報告をした通り、旧統一教会および関連団体に関する会費を支出をしております。先ほど松本大臣と同じように、懇談会だと記憶をしておりますが、そのご案内をいただいて、そこに記載された会費を支払っております。二回ございます」と事実関係を伝えた。
早稲田氏は、「松本文科大臣、上野大臣にも、会費支出それから会合に出られたということが明らかになりました」としたうえで、「高市総理の場合にもいろいろございます。皆さんの会費支出ということもあるけれども、さらにいろいろなパーティー券購入ということもあろうかと思いますし、しっかりとここは高市総理にも伺わなければなりません。集中、それからまた高市総理に出ていただいての審議をぜひお願いしたいと思います」と提起した。
これに坂本委員長は「理事会で後刻、協議をいたします」と述べた。(ABEMA NEWS)
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