
国会では、2026年度予算案をめぐって、異例の“土曜日の委員会開催”が浮上するなど、与野党でせめぎ合いが続いています。スピード成立を目指す、巨大与党の姿があらわになってきました。
【画像】異例の“土曜日審議”案も…“大臣不在”野党側は反発 予算案審議日程
異例の“土曜日審議”案も

高市早苗総理大臣
「通常国会冒頭で解散させていただきました。それにより、非常に国会日程が窮屈になっていることは認めます」

ハイスピードで審議が進む、新年度の予算案。与党は7日(土)にも質疑を行うことを、野党側に提案していました。土曜の予算委員会というのは、そう滅多にないことですが…。

中道改革連合 長妻昭衆院議員
「(7日は)経済産業大臣がいない」

赤沢経産大臣は週末、対米投資の協議にあたるため、5日夜にアメリカへ発ったばかり。野党側は、大臣が戻る来週などに審議をずらすよう求めていました。

中道改革連合 長妻昭衆院議員
「一般質疑をするとすれば、ホルムズ海峡や原油の問題もあるので、経産大臣に質問が集中する。その大臣がいない時に開くのは、向こうも準備不足」

話し合いは5日だけで3回を数え、結果、7日(土)の審議は行わず、9日(月)に、高市総理大臣が出席する集中審議などを行うことで合意しました。
年度内成立を目指す与党

13日(金)に、予算案の衆議院での通過を目指す与党側。これまでの審議も、例年の半分ほどの時間で終えたい、与党ペースで進んできました。例えば、6日(金)の質疑は、予算委員会の坂本委員長が、委員長の職権を使って決めた日程です。委員長職権の行使は、8日(日)の『地方公聴会』開催に4~6日(水~金)の『省庁別審査』の決定と、3回続けて起きています。
異例の展開は他にも。野党側が抗議したのは、予算委員会に財務大臣の姿がないことです。これも坂本委員長が決めたこと。片山財務大臣はこの時、同じ時間に開かれた別の委員会に出ていました。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「予算に関わる、税金に関わる、国の歳出・歳入に関わるということで、所管する大臣が座っていないのは、本当は予算委員会を開いちゃだめです」
