6日にWBC初戦を迎える侍ジャパン。強化試合をすべて終え、4日は本戦会場となる東京ドームで調整しました。打線で注目の一人は、ホワイトソックスの村上宗隆選手(26)。帰国前、キャンプ地のアリゾナで松坂大輔さんが取材しています。
メジャー1年目で試行錯誤
「(Q.今、何を一番重点的に練習している?)メジャーのピッチャーと対戦できるので、タイミングを計ったり試行錯誤したり。まずは自分の体の状態を上げていくことを意識しながらやってます」
打撃練習では筒状や平面状など形状の違うバットを使って、メジャーのピッチャーに適応しようとしている一方、守備面では去年まで守っていた三塁手ではなく、一塁手での起用が基本線になっています。
さらに侍ジャパンでも、村上選手は一塁手を任されています。
「(Q.キャンプ中で早朝に特別守備練習しているが、一塁手の感触は?)三塁手と景色が違うので、慣れるまでに時間かかるなと思いますけど。やっていたポジションでもあるので、三塁手から違うポジションの行くというところで、他の選手よりかはなじみやすいのかなと思います。(メジャーでは)守備も違う考え方がありますし、バッティングもまた違う考え方、タイミングの取り方もありますし。すべてにおいて成長していきたい。新しい刺激も取り入れたい」
アメリカの野球環境に早く適応しようと、試行錯誤している村上選手。その最中にもかかわらず、あえてWBCに出場します。
「(Q.メジャー1年目とWBCが重なって、WBC出場を迷った部分ある?)いや、全くないですね。迷いは全くない。出ないという選択肢はなかった。自分の中で日の丸を背負えるチャンスがあって、ずっと背負えるのであれば、常に僕は背負っていきたい。自分から断ることはない」
苦しみも…日の丸への思い
村上選手は、日の丸を背負うことに並々ならぬ思いを持っています。
WBC初出場となった前回大会では、侍ジャパンの4番として起用されるも、1次ラウンド4試合で打率.143と振るわず。打順も4番から外されることになりました。
それでも、準決勝のメキシコ戦。ここで得点できなければ、敗退となってしまう9回ウラ、この追い込まれた場面で、センターオーバーの逆転サヨナラタイムリーを放ちました。
苦しみに耐え、喜びを得た前回大会は、日の丸への思いをより強くさせました。
「(Q.前回大会での経験は野球人生に生きてきた?)周りの目がすごい気になることが多かったが、そういうところにとらわれずに自分のやるべきことをやる。メジャーに来ても、それが一番大事。そういったところではすごい良い経験になった」
「(Q.2大会連続出場になるが、どんなプレーをファンに見せたい?)勝つことがすべて。勝ちに直結するようなプレーが一番。自分を犠牲にしてでも点を取る。1点にかけるプレーができたらいい」
かつて日の丸への悔しさも
WBC出場に関して「迷いない」と即答でした。
大越健介キャスター
「話す顔つきが好き。ここまできっちり言い切る村上選手が活躍したり、勝負どころで1本出たりすると、侍ジャパンの士気がグッと上がるんじゃないかなと思います」
振り返ると「中学時代も高校時代も日の丸を背負えなかったが悔しさが僕にはある」とも話していました。
(2026年3月4日放送分より)
