小野田大臣
【映像】“資格外活動”「厳格な調査・審査を行う」小野田大臣
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 6日の衆議院予算委員会で、自民党の笹川博義議員が、外国人留学生のアルバイトが週28時間の規制を一部で超過している問題を取り上げた。

【映像】“資格外活動”「厳格な調査・審査を行う」小野田大臣

 笹川議員は「留学生の資格外活動、いわゆる週28時間労働について、学ぶことよりも労働が主たる日常になっているのではないのかという指摘も数多く寄せられている。これも事実なんですね。このことについてご所見をお伺いいたします」と質問。

 外国人政策担当の小野田紀美大臣は「そういった問題を指摘されていることは重々承知をしております。今まで留学生の労働の資格がなかなかなかった中で、労働力として活用したいという声があったのも事実であろうと思っています」と述べた。

 続けて「留学生に対しては学業を阻害しない範囲で、資格外活動許可を認めているところでありまして、留学生が増加傾向にある中で、中には週28時間を超えるアルバイトを行うなど資格外活動違反も生じていて、対策が必要になっていると考えています」との認識を示した。

 そのうえで「速やかに講じる施策として、複数の稼働先、1ヶ所ではないところで資格外活動(アルバイト)を行っている留学生に対して、教育機関と連携した実態把握や指導を行うことと、そして令和9年からマイナンバーによる情報連携に基づいて留学生の所得情報を活用することで資格外活動に係る厳格な調査および審査を行うこととしておりまして、現在出入国在留管理庁において実施に向けた詳細を検討中です」と述べた。

 最後に「働きに来るなら労働の資格ですし、この留学の資格は学びに来ているわけですから、そういった資格の本来のあり方、今後の資格外活動の許可およびその管理のあり方、全て検討してまいりたいと思っています」と述べた。

 笹川議員は「そこの切り分けがとても大切なことであり、これはやっぱり本人にとってもそれのほうがいいわけですよ。ただ現状ね、やっぱり学費や生活費、特に今の物価高騰で考えると、日常の生活費の支出増にどう対応したらいいのかっていうのは確かにあると思うんですよ」と述べ、「厳しくやるところは厳しくやる。だがせっかく日本に学びに来てもらってるわけですからそこから先のことも考える。また本人自身もやっぱりいい思い出を作ってもらいたいし、そういった意味では何か支えていく制度というものも、しっかりと検討していくことは大事だと思いますので、とくに今、生活費の物価高騰はどう対応したらいいかということになってしまいますから、よろしくお願いを申し上げたい」と締めくくった。(ABEMA NEWS)

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