WBCが5日に開幕し、侍ジャパンの初戦が行われ、大谷翔平選手の満塁ホームランなどでコールド勝ちです。

大谷 2度目のWBCへ調整

 先月28日、推定160メートル弾も飛び出すなど、らしさあふれるバッティング練習を披露すれば、翌日行われた侍メンバー全員そろっての決起集会では、一番後ろで笑顔を見せていた大谷選手。

 今大会も優勝のカギを握るその活躍、状態は万全と思われる中、2日間に渡って行われた強化試合では、残念ながら快音は響かずノーヒットという結果になりました。

 それでも本人はこう話していました。

「状態良く、けがなくここまで来てるので現段階では十分満足してます」
「(大会では)色々なタイプの投手が来るのを想定していますし、そういう意味ではヒットが出る出ないにかかわらず、3打席、2打席こなせたのは良かったのかなと思ってます」

圧倒的パワーの打撃練習

 そして迎えた侍ジャパンの初戦。舞台となる東京ドームには、6日午後4時の開門前から長蛇の列ができていました。

 こちら、根っからの大谷ファンだという2人。期待しているのはもちろん「ホームラン」。大谷選手の地元・岩手県奥州市から、応援にかけつける小さなファンもいました。

 そんな熱い声もあふれる中、私服で球場入りした大谷選手。グラウンドに姿を現すと、試合前にはいつも屋内で打ち込む大谷選手が、異例の屋外フリーバッティングに参加!圧倒的パワーをみせつけます。

 軽く振った2スイング目で、いきなりライトスタンド上段にかっ飛ばせば…連続でスタンドに運ぶパワーに場内のファンも大盛り上がり。

 さらに2巡目ではそれ以上の快音を響かせます。この打球もライトへ伸びて!伸びて!伸びて!どこに行ったかというと、なんとライトの照明です。その飛距離およそ150メートル!

 これには、すぐ近くで見ていた対戦相手・台湾の選手も「ホントに!?」と驚いた様子でした。

 その後も“大谷劇場”は終わりません!

 低い弾道でライトスタンドに突き刺せば、今度は高く上がって看板直撃!そして、極め付きはこの日2回目の“照明弾”。

 21スイング中10本の柵越えと、大谷選手が打つたびに東京ドームはどよめきが起きました。

大谷 初戦で3安打5打点の大暴れ

 そんな大谷選手は、1番・DHで先発出場。まるで「WBCは大谷のためにあるのか!」と言わんばかりの活躍をみせました。

 まずは試合開始直後でした。初球をライトへはじき返し、ツーベースヒット!いきなりチャンスを演出します。

 前回大会ではヒットを打った後に見せていたのは、ペッパーミルポーズでしたが、今回は手をぐるぐる回す“お茶たてポーズ”。新パフォーマンスでベンチを盛り上げます。

 続く打席は、ワンアウト満塁、先制のチャンスで回ってきました。

 カーブをすくい上げた打球は、ライトスタンドに飛び込む満塁ホームラン!侍ジャパンが先制点を上げます。

 その後も攻撃の手は緩めません。吉田正尚選手が2ベースで追加点!さらに村上宗隆選手がタイムリー内野安打を放つなど猛攻が続き…。

 この回、2度目の打席に立った大谷選手。3塁1塁とまたしてもチャンスの場面。ここでも打点をあげました。WBC初戦で3安打5打点と大暴れしました。

 その大谷選手に迫る活躍を見せたのは、源田壮亮選手。こちらも2本のタイムリーを放つなど3安打4打点の活躍を見せました。

5人投手リレーで台湾打線封じる

 そして、投手陣も大健闘!

 先発の山本由伸投手は、台湾打線に的を絞らせずノーヒットに抑えますが、エラーとフォアボールで満塁となったところでマウンドを後続に託します。

 すると、2番手の藤平尚真投手が火消しに成功。続く3番手・宮城大弥投手は2イニングでノーヒット3奪三振の好投。

 4番手には“お茶立てポーズ”の発案者、北山亘基投手が初ヒットを打たれましたが無失点で切り抜けます。

 そして5番手で登場したのは曽谷龍平投手。5人の投手リレーで1安打無失点、7回コールドで台湾を下しました。

 大谷選手の先制ホームランで勢いに乗った侍ジャパン。13安打で13点を奪い、大事な初戦をモノにしました。

大谷選手
「(Q.満塁HRを振り返って)打った瞬間。入ると思った。とにかく先制点を取りたい気持ち、外野フライでもいいので1点をまず取りたいと思っていた。本当に素晴らしいチームと連戦が続くので、みんな早く家に帰ってたくさん寝て、また明日に備えたいと思っています」

源田選手
「本当にすごい選手ばっかり。みんなが勝つことにフォーカスして戦っているので、チームバッティングとか求められているところをしっかりやっていければなと」

山本投手
「気を抜かないように集中してしっかり投げましたけど、少しボール球が多くなった。細かい所で反省する点がたくさんあった。きょうの試合、チームが勝つことができてよかった」

 大事な初戦を勝利し、チームの指揮官は…。

井端弘和監督
「試合展開がどうであれ、まず勝てたということが、非常によかった。先に点を取れて、(打線が)つながったのは非常に大きい」

大谷「みなさんまた明日」

 試合後、列島が大いに盛り上がりました!

滋賀県から来たファン(47)
「(大谷の本塁打を見られて)本当に生きていてよかったと思った。このまま全勝して、決勝プールに行って、優勝目指して頑張ってほしいと思う」

 山本投手の地元、岡山では…。

山本投手の地元・岡山のPVで応援したファン
「やったやった!いやー、本当にいい試合でした!絶対優勝!世界一、2連覇、間違いないぜ!由伸!」

源田選手の地元・大分のPVで応援したファン
「良かったです、最高です。すごいですね、あの舞台で緊張しているようにも全く見えないですし、誇らしいです」

 大敗となってしまった台湾は大谷選手に脱帽です。

台湾の野球ファン
「一番印象深いのは、大谷のカリスマ性です。気楽に野球を楽しんでいるように見えたうえで、彼の野球への愛に自然と引き込まれてしまいます」

 侍ジャパンの猛攻に著名人も即座に反応しました。

HIKAKIN(HIKAKIN生配信から)
「“ホームラン打ちまーす。よいしょ”って感じだったね。マジでレベルがちげぇよ!こんな野球選手、もう一生ない」

有吉弘行公式SNSから
「(子どもを)寝かしつけて、テレビつけたら13点って何!!何がどうなったんだよ!」

 試合後、大谷選手は「みなさんまた明日」とSNSを更新。

 7日の一戦にも大きな期待がかかります。

(2026年3月7日放送分より)

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