長射程ミサイル搬入 熊本県知事「何の知らせもない」に小泉大臣「明かせないことがある」 健軍駐屯地配備めぐり理解求める

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小泉防衛大臣
【映像】搬入されるミサイル発射装置と抗議する市民(実際の様子)
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 熊本市の陸上自衛隊健軍駐屯地への長射程ミサイル搬入をめぐり、熊本県の木村敬知事が「県になんの知らせもなく、今回も報道を通じてこういうことを知ったのは大変残念」と不快感を示していることについて、小泉進次郎防衛大臣が「対外的に明かせないことがある」と理解を求めた。

【映像】搬入されるミサイル発射装置と抗議する市民(実際の様子)

 10日の小泉大臣の会見で記者が「健軍駐屯地への長射程ミサイル配備について伺います。九州防衛局が昨日、12式地対艦誘導弾能力向上型を今月31日に配備すると発表。これに先立って発射機器などが昨日未明に搬入されたが、県知事や熊本市長は事前連絡がなかったとし、『報道を通じて知ったことは大変残念。可能な限りの情報提供があるべきだ』などと述べています。大臣はどう受け止めているか。また17日に県や熊本市周辺自治会に対して装備品展示を行う予定とのことだが、この狙いや対象を絞って実施する理由を教えてください。あわせて配備までに広く地元住民を対象とした説明会を開く考えがあるかも伺います」と質問。

 小泉大臣は「まず熊本県知事、そして熊本市長のコメントは承知しています。まず国防に関わる事項には対外的に明かせることと明かせないことがあります。今回の12式地対艦誘導弾能力向上型の搬入時期については、部隊運用の保全や輸送の安全を確保する観点から公表できない性質のものであったことをご理解いただきたいと思います。これは今回に限った話ではなく、一般に他の装備品の搬入についても同様であります」と理解を求めた。

 続けて「一方で配備時期については、これまでも必要な準備が整いましたら事前に九州防衛局からお知らせすると述べてきた通り、昨日、九州防衛局から部隊配備を3月31日とする公表を行い、熊本県と熊本市に対してもしっかりとご説明をさせていただきました。熊本県知事や熊本市長からは丁寧な説明を行うよう求められており、これに応えるべく、熊本県や熊本市と緊密に連携して様々な検討を行ってきたところですが、今般3月17日に展示会を行い、住民や地域の代表である首長、議会、自治会の皆様がご理解を深めていただく機会を持つこととしたものです」と説明した。

 さらに「熊本県知事からは、広く地域住民を対象とした一般向けの展示会を開催するようご要望をいただいております。防衛省としてこれを真摯に受け止め、今後検討してまいります。引き続き熊本県や熊本市と連携をとりながら、地元の皆様に対する丁寧なご説明や適切な情報提供にしっかりと努めていきたいと思います」と住民向けの対応を検討する考えを示した。(ABEMA NEWS)

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