12日、衆議院予算委員会において、参政党の豊田真由子議員が「午後の開始が1時間以上遅れた要因」について説明した。
【映像】豊田氏「私、ケンカは苦手ですので」→身振り手振りで“整理”(実際の様子)
坂本哲志委員長に指名された豊田議員は「恐縮でございますが、私、後半で時間をきちんといただける唯一の理事会の参加メンバーかと思いますので、私どもの質疑の前提として、今何が起こっていてこの混乱があったかということを、攻撃とかでは全くなく、テレビを見ている方、ラジオ、またネットニュースの方にご説明をする責務が私にはあるんではないかと思っております。私、テレビのコメンテーターをちょっとやっていた時期もございまして、全く売れっ子ではなかったんですけれども、難しいことを分かりやすくご説明するということをちょっとやってみたいと思いまして、数分いただけましたらと思います」と切り出した。
続けて豊田議員は「今回、非常に揉めておりましたのは、偏に質疑時間が短いということでございました。通常は、通常国会は1月後半に開かれますので、2月は衆議院、3月は参議院という形で充実した質疑が行われることになっております。しかし、今年は解散がございました関係で、当初は通常より半分程度ではないかと言われていたんですけれども、審議時間が非常に短いと。今6〜7割ぐらいまでということでなんとかやらせていただいています。これ、何が問題かと申しますと、例えば今回であれば122兆円という過去最大の予算でございます。これは全てが国民の皆様の生活、未来に直結する経済・社会保障・国防、今、中東情勢もございます。また農林水産業、いろいろな方に、全てに関わることがそんな短い審議時間で終えられてしまっていいのかというのが私どもの問題意識でございました」と発言。
身振り手振りを交えた豊田議員の説明は続く。
豊田議員は「これは決して、何かサボタージュをしているとか、ケンカをしているとか、そういうことは全くございません。私、ケンカは苦手でございますので、“尖らぬ野党”を心がけております。そういう意味からも、なぜこの質疑時間が十分確保されなかったかというところは、やはり非常に私どもとして困っているというところでございます。ただ一方で、4月1日にきちんと予算が成立しないと困るということも一部にはございます。しかし、私どもの国会は素晴らしい仕組みを持っておりまして、“暫定予算”という制度がございます。必要な部分だけを切り離して先に成立させることが可能になっておりますので、これによって国民生活に悪影響を与えないで、熟議の国会、私どもは全ての国民の皆様の民意を反映する多様な政党であり議員でありますので、そこでのきちんと議論を踏まえた、この両立できるシステムがあるので、ぜひそれをお願いしたいと申し上げておったんですが、それがなかなか叶わないということでございました」と発言した。
さらに豊田議員は自身の政治家としての経歴を引き合いに出して「私は以前、与党でお世話になっておりまして、今、野党に属しております。なので、与党の皆様方のお立場も、野党の皆様方のお気持ちもよく分かっておるつもりでございます。それで申しますと、私は、与党にも野党にも、ここにいらっしゃる先生方皆様、また国会の方は皆さんですね、日本国のために、日本国民の幸せのためにと思って働いておられるはずであります。それがどうして今回こういう形で十分な熟議が国会で行われなかったのかということをただひたすらに残念に思うということであります」と述べて、質問に移った。
豊田議員の説明は3分以上にわたって続いたが、その間、ヤジも同意を示す声も、議場内に響くことはなかった。
(ABEMA NEWS)

