
モジタバ師が後継者に選出されてから初めて声明を発表しました。「復讐(ふくしゅう)を止めることはない」徹底抗戦の姿勢を強調しました。
モジタバ師「海峡封鎖を継続」
「神は偉大なり、神は偉大なり」
「ペルシャ湾北部でアメリカのタンカーを破壊」
攻撃を受けて燃え上がったのはアメリカのタンカーだといいます。映像は、イランのイスラム革命防衛隊が公開しました。
「イラン・イスラム共和国、万歳!」
「革命防衛隊、海軍兵士、万歳!」
開戦から2週間、イランは改めて徹底抗戦の姿勢を明確にしました。
3代目の最高指導者に就任したモジタバ師が、初めての声明を出したのです。
モジタバ師の声明
「民衆の意思は効果的で敵を後悔させる防衛を続けることだと述べ、こう強調しました。ホルムズ海峡を封鎖するという手段は今後も確実に行われるべきであると」
国営放送のアナウンサーが読み上げた声明で強調されたのは、ホルムズ海峡の封鎖継続。
アメリカとイスラエルによって始められた攻撃によって、石油の供給は史上最大の混乱に陥っています。
アメリカのベッセント財務長官は、イギリスのスカイニュースのインタビューに答え、アメリカ軍と有志国がホルムズ海峡を通過する船の護衛をする計画を進めていると話しました。
アメリカ ベッセント財務長官
「アメリカ海軍、もしくは国際的な連合が、通過する石油タンカーを護衛する可能性がある。実際イランのタンカーやいくつかの中国のタンカーは通過している。つまり機雷はまかれていないということだ」
またベッセント財務長官は、ウクライナへの侵略を続けるロシアへの制裁を30日間解除し、各国がロシア産の原油を輸入することを一時的に許可すると発表しました。
ただ、この発表後も原油価格は下がっていません。
モジタバ師「復讐を止めない」
情勢が安定に向かう兆しはありません。
モジタバ師の声明
「殉教者の血の復讐をやめることはない。最高指導者の殉教だけでなく、敵によって殺害された国民一人ひとりの復讐です」
モジタバ師は、いまだ姿を見せていません。
モジタバ師の声明が出された後、イスラエルのネタニヤフ首相も攻撃開始後、初めての会見を開きました。
「わずかな期間で我々は暴君ハメネイやテロ政権の多くの高官を排除した。年老いた独裁者は排除され、革命防衛隊の傀儡(かいらい)である新しい独裁者モジタバは表にも出てこられない」
そして、モジタバ師の殺害もほのめかしました。
「どんなテロ組織のリーダーたちとも生命保険の契約を結ぶつもりはない」
イラン南部のアフワズでは、道路沿いで巨大な煙が上がりました。
首都テヘランでも、がれきと化した建物は、日々、増え続けています。
市民
「何が目的なんだ?人々をおびえさせることか?ここのどこが軍事施設なんだ?」
市民
「ソファに座っていたらいきなりガラスが粉々になって、目の前を飛んで行った。ものすごく怖い光景だった」
アメリカを拠点とするイランの人権団体によると、イランで死亡した市民は1300人近くに達しています。
また、イランを後ろ盾とする武装組織「ヒズボラ」が拠点とするレバノンでも、イスラエルの攻撃で700人近くが死亡しています。
(2026年3月13日放送分より)
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