12日の衆議院予算委員会で、共産党の辰巳孝太郎議員に対して与党席から「スパイ」というヤジが飛んだとして、辰巳議員は13日、謝罪と撤回を求めた。このヤジについては、13日の中道改革連合・小川淳也代表の記者会見でも質問が出た。
記者が「辰巳孝太郎さんが質疑の間に与党の席から『スパイだ』『スパイだ』とヤジが飛んでいたということです。スパイ防止法を作る方向を与党が示しているが、この点に関しても一言お願いします」と質問。
小川代表は「そういうヤジが飛んだとすれば、ちょっとヤジの許容限度超えてるんじゃないかと思います。人権侵害も甚だしい。国会議員といえどもですね」と批判。
続けて「スパイ防止法については、議論として全面否定するつもりはないんですが、この手の法案は、いろいろな国でいろいろな歴史の中で作られてきた枠組みだと理解しています。それで実際に実効性があるのかと考えた時に、本物のスパイは本物ですから、なかなかその防止法ができたから直ちに排除できましたとか発見できましたとかいうほど、事は単純じゃないわけですね」と述べた。
そして「そのまさに国会の委員会室でそういうヤジが飛ぶほどにこの手の議論この手の法体制、法体系、法システムが動き始めますと、国民相互の間に相互不信、相互監視そして密告社会の到来というのが世の常であり歴史の常です。だからこの手の法制がもたらすべき利益と失う不利益を十分慎重に比較考慮しないと。とてもではありませんが、はるかにメリットをデメリットが上回る可能性がある、歴史的にはそういうものであるということを踏まえて議論されるべきだと私は思います」と答えた。(ABEMA NEWS)
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