
アメリカのトランプ大統領は、イランとの戦闘終結について「条件がまだ不十分で私は合意したくない」と述べ、攻撃を続ける考えです。イランも、ここに来て周辺国への直接攻撃に言及し、双方が歩み寄る気配はありません。
「面白半分で攻撃」トランプ氏
空襲警報が鳴り響く中、迎撃ミサイルが飛び立ちます。攻撃の応酬が激化しています。
イラン軍の報道官
「UAEの一部の港、アメリカ軍をかくまっている軍事施設を攻撃および破壊の対象とみなします」
イラン軍が宣言したのは、UAE=アラブ首長国連邦への攻撃です。
周辺国への直接攻撃に言及するのは初めてのこと。イランの石油輸出の拠点・カーグ島への攻撃がUAEから行われたことに対する報復とみられています。
そのカーグ島についてトランプ大統領は14日、アメリカメディア(NBCニュース)のインタビューでイランを挑発しました。
「完全に破壊しましたが、面白半分であと数回攻撃するかもしれません」
イランの戦闘力についてはこう話しました。
「あと2日もあれば、完全に壊滅させるでしょう」
後継のモジタバ師死亡説も
最高指導者のモジタバ師については、こう主張しました。
「彼は生きていないという話を聞いています。もし生きているのなら、降伏すべきです」
死亡説も流れる中、テヘラン市内で市民の前に姿を見せたのは、イランのペゼシュキアン大統領です。
写真撮影に応じる様子を見せ、健在ぶりをアピールしました。イラン側は、モジタバ師についても「新たな最高指導者には何の問題もない」と主張しています。
長期化の兆しをみせるイラン情勢。トランプ大統領は戦闘終結の交渉に否定的です。
「イランは取り引きしたがっていますが、条件がまだ十分に整っていないため、私は合意したくありません」
地上作戦も想定しているのでしょうか。ウォール・ストリート・ジャーナルは、アメリカ軍が長崎県の佐世保基地に配備されていた強襲揚陸艦「トリポリ」と沖縄県の海兵隊の部隊を派遣すると報じました。
イスラム革命防衛隊の元司令官、フセイン・カナニマガディム氏はこう警告します。
「もし日本におけるアメリカ軍基地がイラン攻撃のために利用されているとの情報を得たら、アラブ諸国同様に攻撃するし、日本の船舶もホルムズ海峡を通過できません」
(2026年3月16日放送分より)
この記事の画像一覧
