
埼玉県の「秩父」といえば自然の観光地というイメージがありますが、SNSをきっかけに、レトロな商店街が若い世代に人気となっています。
【画像】国の登録有形文化財にも指定されている築98年のパリー食堂
パリー食堂 若い世代に人気
20代
「インスタで調べて来ました。良い雰囲気だなって」
埼玉県秩父市の番場通り商店街。秩父鉄道の御花畑駅から、秩父神社へと続く、石畳みの通りです。
昭和を思わせる建物や古民家が多く残り、今“レトロな街並み”を楽しめる新たな観光スポットとして注目されています。
若い世代に人気なのが築98年の「パリー食堂」です。昭和初期に建てられた建物で、国の登録有形文化財にも指定されています。
人気ナンバーワンは、昔ながらのオムライス、1050円。薄焼き卵でケチャップライスを包んだ、どこか懐かしい味です。
20代
「オムライスをもらって食べました」
「おいしかったです」
「名前を右から読むのがレトロっぽい。昔に戻った感じ」
SNSで情報拡散 市も驚き
レトロな建物を生かした店は、他にもあります。築95年の「小池煙草店」。建物の外観は当時のまま残し、中はカフェとして生まれ変わりました。
20代
「リノベーションされていて、すごい心地良かったです」
2階には宿泊施設もあり、訪れた人は昭和にタイムスリップしたかのような時間を過ごせます。
NIPPONIA秩父門前町総支配人
堺谷義英さん
「(カフェは)特に休日は、若い女性を中心に、グループの方であるとか一人旅みたいな形でいらっしゃる方が非常に増えているなという体感があります。平均では一日で150名とか」
民間企業の調査によると、今年1月、秩父市を訪れた20代女性は2万5000人。去年の1月と比べておよそ6割増えました。この変化に、市の担当者も驚いています。
秩父市役所 産業観光部観光課長
中島学さん
「なぜこんなに女性の観光客、若い方が多いのか疑問に思いまして正直驚いた。調べていくとSNSの情報拡散が届いている。我々が汗をかいてこうやったわけではないですけれども“うれしい誤算”で来ていただいたので、このきっかけをつなげていく。(多くの人に)訪れていただくような観光としての施策もいろいろやっていきたい」
(2026年3月17日放送分より)
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