「比例のみ45削減なら自民有利」「時の権力者が自らに有利に制度変更、これは独裁政治につながる危険な思想だ」参政議員が危惧 高市総理の答えは

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安藤議員
【映像】高市総理が答える瞬間
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 18日の参議院予算委員会で、参政党の安藤裕議員が、自民党と日本維新の会の間で合意したとされる衆議院の定数削減問題を取り上げた。

【映像】高市総理が答える瞬間

 安藤議員がまず「きのう夜に与党党首会談が行われ、衆議院の議員定数削減の法改正を今国会中に実現することが合意されたと報道されている。この合意、されたんでしょうか?」と問うと、高市早苗総理は「きのうの党首会談では、衆議院の定数を45人削減するということを合意いたしました」と認めた。

 安藤議員は「仮にですね、比例代表のみ45議席を削減すると、自民党の議席は316議席から306議席に減りますが、議席占有率は68%から72.9%と、4.9ポイントアップすることになります」と独自の試算を紹介。「ただでさえ政党支持率と連動していない議席数が、さらに自民党にとって有利な選挙結果となる。つまり自民党にとって極めて都合のいい制度改革になるわけです。これ、時の権力者が数の力によってさらに自らに有利になるように制度を変更する、これは独裁政治や全体主義へとつながる危険な思想です」と訴えた。

 続けて「新聞報道によれば、自民党は衆議院の選挙制度や議員定数などを各会派で議論する衆議院の選挙制度協議会について、座長を逢沢一郎氏から交代させる方針を固めたと。そして逢沢氏は衆議院議員定数削減に否定的な見解を有しているとされ、自民党執行部は逢沢氏を続投させれば議論が停滞すると判断したとみられると、こういう報道もされています。まさか、さらに民意とかけ離れて自民党や維新の会にとって有利な選挙結果を生み出すために、比例代表のみ定数削減を行うつもりはないと思いますが、総理の見解をお伺いします」と質問した。

 これに高市総理は「きのう、党首、幹事長、政調会長など両党の役員、お会いしました。ただそこで決めたのは、衆議院の定数を45削減すると。もともとの目的は身を切る改革ということでございました。どこかの政党に有利になるとか有利ではないとか、そういったことを決めたわけではございません」と答え、決めたのは45削減という数だけで、比例のみ削減と決めたわけではないとした。日本維新の会は比例のみ45削減を主張している。

 総理は続けて、「選挙制度のあり方については今おっしゃった議長のもとに設置される、その協議体、会議体ここで議論されると思いますので、各党各会派のご意見が入ってくるんではないでしょうか。ですから政府としてはこれ以上は、国会でご議論いただくことですので、これ以上の答弁はできません」と述べた。

 安藤議員は「一部では比例代表のみを削減するんではないかとそういう報道も一部でされています。選挙制度の変更なくして比例代表のみ削減するということは、極めて今の与党側に有利な結果になるんではないかと心配をしておりますので、ぜひ選挙制度の改正も含めて議論していただきたいと思います」と述べて次の質問に移った。(ABEMA NEWS)

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