
アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃は20日目に入りました。
イランが報復宣言 戦火拡大か
イスラエル中部・テルアビブの上空では光の玉が一つ見えたかと思うと、そこからいくつもの小さい光が放たれました。
ロイター通信は、小型の爆発物を拡散させるクラスター爆弾を搭載したミサイルをイランが発射したと伝えました。
イスラエルは1発の迎撃に失敗。小型の爆発物が散乱し、70代の夫婦が死亡しました。
イラクのアメリカ大使館近くでは対空砲、続いて大きな爆発が発生しました。
アメリカ上院では、情報機関のトップらが証言に立つ公聴会が攻撃開始後、初めて開かれました。
トランプ大統領
「我々の目的はイランからの“差し迫った脅威”を排除し、アメリカ国民を守ることだ」
果たして、この“差し迫った脅威”はあったのか。先日、国家テロ対策センターのトップが「そんなものはなかった」として抗議の辞任をしたばかりです。国家情報長官は明確に答えることを避けました。
民主党 オソフ上院議員
「情報機関は“差し迫った脅威”があったと判断していたんですか?」
ギャバード国家情報長官
「イランが核濃縮能力を立て直し、さらに拡大しようという意図は持っていたと判断しています」
オソフ上院議員
「“差し迫った脅威”と判断していた?『はい』か『いいえ』で」
ギャバード国家情報長官
「“差し迫った脅威”かどうか決められるのは大統領だけです」
情報機関は、イランはまだ核濃縮能力の立て直しはしようとしていなかったとする声明文を、議会に出しているのです。
攻撃応酬が激化
アメリカとイスラエルが始めた攻撃によって引き起こされたエネルギー供給の混乱は、拡大の一途をたどっています。
イランは、世界最大級のガス田「サウスパース」など国内のエネルギー生産施設が攻撃を受けたと発表。報復を宣言しました。
イラン軍司令部 ゾルファガリ報道官
「侵略の源となっている燃料、エネルギー・ガス関連のインフラはすぐに焼き尽くされ灰にかわる」
その報復攻撃なのか、カタールでは天然ガスの処理施設で火災が発生したと発表しました。
トランプ大統領は、イランのガス田への攻撃はイスラエルが行ったことで、アメリカもカタールも関与していないとSNSへ投稿しています。
(2026年3月19日放送分より)
この記事の画像一覧
