
高市早苗総理とトランプ大統領による日米首脳会談が20日未明(日本時間)、ホワイトハウスの大統領執務室で始まった。両者による直接の会談は、高市総理が就任して間もない昨年10月以来2度目。初会談となった前回は和やかなムードの中、終始友好な関係をアピールし続けたが、今回は緊迫するイラン情勢を巡る協議が最大の焦点。また、対米投資や防衛力強化などについても議論が交わされる見込みだ。
会談の冒頭、トランプ氏は先の選挙で自民党が大勝、高市政権が継続したことについて「素晴らしい選挙の圧勝を収め、記録的な勝利をするということは私と共通点がある。パワフルな女性で素晴らしい関係を築いている。お越しいただき、大変名誉だ」と祝福し、和やかなムードで会談がスタートした。
高市氏は「私の訪問はタイムリーなものになった。現在の状況を考えると、中東情勢も含めて、世界中の安全保障環境が非常に厳しい状況にあり、世界経済もかなり厳しい影響を受けつつある。でも私は、世界の繁栄とそして平和に貢献できる、世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド(トランプ氏)だけだと思っている」と述べた。
さらには「そのために、私は諸外国に働きかけてしっかりと応援をしたいと思っている。イランに関しては、核兵器の開発は許されてはならない。我が国は、周辺国に対する攻撃、ホルムズ海峡の実質的な閉鎖についても非難をし、茂木外務大臣からもイランの外務大臣に対してもやめるように申し入れてきた。ドナルドが日本に深い信頼を寄せてくれて、揺るぎない同盟にコミットメントしてくれていることに感謝している」と、イラン情勢について触れた。
また「世界のエネルギーマーケットを落ち着かせるための提案を持ってきた」と語り、「主に経済安全保障、重要鉱物、エネルギーに関する協力、そしてお互いに強い経済を作るための、成長のための話し合い、経済成長のための話し合いをしたい」とも述べた。
これに対しトランプ氏は「日本から非常に力強いメッセージを得ていると思っている」とし、イランへの攻撃については「仕方なく攻撃をせざるを得なくなった。原油価格は上昇してしまったが、イランに対する遠征が終われば、世界はより安全になる」と説明。「イランは世界に対する深刻な脅威だ。その点に関しては皆、私に賛成していると思う。我々は、イランの海軍を壊滅させ、イランにある全ての軍事拠点をほぼ壊滅させ、指導層に関しても壊滅させた。誰も我々に対して刃を向けるものはない」とした。
(ABEMA NEWS)
