日本維新の会の党大会で藤田文武共同代表があいさつし、自民党との連立政権入りの経緯や覚悟について語った。「飲み込まれると言われた」と振り返る一方、「政策実現にこだわる」と強調した。
藤田氏は冒頭、「自由民主党の高市早苗総裁から温かいメッセージをお寄せいただき、そして鈴木幹事長、大変お忙しい中この会場にお越しいただき激励を頂戴したことを心より感謝を申し上げます」と述べた。
続けて、片山虎之助元代表に触れ、「片山代表には大変いつも温かいご指導を頂戴致しました。心より御霊の平安を改めてお祈り申し上げたい」と述べ、「その先輩の意志を受け継いで日本維新の会がこの日本の政治において役割を果たしていく、その決意を新たにしている」と語った。
そのうえで、「日本再起、日本は再起・再生させていく。その決意と思いを今日お越しの皆さん、そして来られなかった特別党員の皆さん、応援してくださる支持者の皆さんと心を1つにする一日にさせていただきたい」と呼びかけた。
そして、自民党との連立について言及。「26年続いた自公政権が昨年終わり、そして昨年の10月、私たち維新の会は連立政権に飛び込みました」と話し、その決断をめぐっては、「歴史上、自民党と組んだ政党の多くは消え去っていき」としたうえで、「あの時大変悩み、そして考え、皆さんからもご意見をいただいてこの飛び込んだ挑戦」と振り返った。
さらに、「自民党と組んだら騙されるよと、飲み込まれるよと、丸め込まれるよと言われました」と明かしつつ、「しかし私たちがこだわったのは政策実現」と強調。「野党時代からずっと一心不乱にやってきた先輩の姿を私はこの維新の会に見て、ここに立たせていただいております」と述べた。
続けて「政策実現にこだわる12本の矢」について説明。「経済政策、社会保障改革、教育の無償化、憲法改正、皇室典範の改正、外交安全保障インテリジェンス、統治機構改革、副首都とそして政治改革」を挙げ、「これまで多くの議員も必要だと思いながらもなかなか進んでこなかった宿題」だとした。
そのうえで、「この30年停滞したかもしれない経済をもう1度立て直すんだと。そんな強い思いを持って党としては捨て身で選挙を恐れず批判を恐れず一心不乱にやろうと、その思いで飛び込んだ連立合意でありました」と語った。
連立後の現状については、「そこから5か月、難しさもあります」とし、衆議院選挙にも言及。「同じ政策を掲げ仲間としてともに議席を獲得しようと言いながらも、私も含めて85の選挙区でぶつかり正々堂々と戦う選挙は、非常に難しいものでもありました」と振り返った。
そのうえで、「これが私たちが飛び込んだ新しい連立の形です」とし、「自分たちの生存戦略は脇に置いて、とにかく徹底して政策実現にこだわる」と強調。「この30年の停滞をぶち破る」と訴えた。
さらに、「自民党の方針も転換されました。まさに強い信頼関係を持って、この新しい日本の時代の扉を開いていく」と述べ、「一致結束して突き進んでまいりたい」と語った。
最後に来年の統一地方選に触れ、「難しい戦いになるかもしれません」としながらも、「ここから1年皆さんと共に手を取り合い、志1本で政策を実現する、捨て身の姿勢でぜひ地元でそして地域を思い、国を思い、邁進をしていきたい」と決意を述べた。(ABEMA NEWS)
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