
発電所への攻撃を予告していたアメリカのトランプ大統領は、イランとの和平協議が進展していると主張しています。こうした中、イスラエルメディアは、イランの最高指導者・モジタバ師がアメリカとの交渉に同意したと報じました。
「人生は取引」トランプ氏
「今やイランには新しいグループがいます。これは政権交代なのです」
トランプ大統領は25日未明、記者団に対し、イランで体制転換が起きたと一方的に主張しました。
イラン攻撃後、公の場に姿を見せていないイランの新しい最高指導者・モジタバ師が交渉を認めたことが事実であれば、事態は収束に向かう可能性が出てきました。
この報道の前、トランプ大統領もイランが交渉に合意すると自信をのぞかせていました。
「私の人生はディールそのもの。合意は実現するでしょう」
「(Q.イランと多くの点で合意した?)多くです。15項目あります」
アメリカメディアは23日、イスラエル当局者の話として、仲介国がアメリカとイランの協議の開催を調整していると報じています。
日本時間の24日午後10時半ごろ、パキスタンのシャリフ首相は自身のSNSに次のような投稿をしました。
「パキスタンは、中東の戦争を終わらせる対話のために進められている努力を歓迎し、全面的に支持している。アメリカとイランの合意が得られれば、パキスタンは紛争の包括的な解決のために、会談のホスト役を務める用意がある」
アメリカは同時に圧力もかけ続けています。
海兵隊およそ2200人とともに中東に向かっているアメリカの強襲揚陸艦トリポリ。トランプ大統領が設けた5日間の期限の最終日に、中東に到着する予定です。
トランプ氏側近に責任転嫁
強気な姿勢を崩さないトランプ大統領。しかし、23日に行われた会見では、こんな発言がありました。
「ピート、最初に声を上げたのは、君だったと思うよ。やろうと言った。なぜなら彼らに核兵器を持たせることはできないからだと」
イラン攻撃を最初に主張したのは、ヘグセス国防長官だったと言い出したのです。
これに対し、アメリカメディアからは非難の矛先をヘグセス長官に向け、責任転嫁しているのではないかという声が上がっています。
(2026年3月25日放送分より)
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