自民議員「もしここがアメリカと日本の共同事業となっていたら満州事変も日米戦争もなかったんじゃないか」“歴史のIF”語る レアアースの日米共同開発めぐり

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【映像】「満州事変もなかったんじゃないか」発言の瞬間(実際の様子)

 25日、参議院予算委員会において、山田宏議員がレアアースの日米共同開発について高市早苗総理に質問した。

【映像】「満州事変もなかったんじゃないか」発言の瞬間(実際の様子)

 山田議員は高市早苗総理による日米首脳会談の報告を受け、「米国産原油や南鳥島のレアアースの日米共同開発の合意というものが先ほどご報告がありました。経済安保の視点だけではなく、これは防衛の面でも画期的な取り組みではないかと私は評価をしております。特に、南鳥島、これもう日本本土から1700キロですごく遠い。こういったところ、他の経済水域と重ならない島ですから、非常に日本にとっては大事な島です。ここに防衛省の職員とそれから国交省の職員が常駐して、飛行場もありますから、ここを一つの基盤として日米の共同のレアアースの開発事業をやってもらいたいと私は願っております」と発言。

 その理由については“歴史のIF”を交えて説明し、高市総理に質問した。

「日露戦争が終わった後、ハリマンというアメリカの鉄道王が日本に来ておりました。その時にハリマンは、全世界、ユーラシア大陸も回った鉄道網を作ろうということで、日本が獲得をすることになる南満州鉄道、これの経営を一緒にしたいと当時の桂太郎首相に話し、『いい話じゃないか!』と日本では合意したわけです。ところが、サンフランシスコにいた小村寿太郎外務大臣は、講和交渉して戻ってきて、苦しい交渉をやったんだけれども、帰ってみると、南満州鉄道は日米共同事業だというので『これはもたない』と。日本国民の血を流して得た成果というものが台無しになると言って反対して、この問題は潰れました」

「小村寿太郎という人は非常に愛国者で、私も尊敬する方ではございますが、もしここがアメリカと日本の共同事業となっていたら、おそらく、満州事変もなかったんじゃないかと。また、日米共同でそこに利益を持っていますから日米戦争もなかったんじゃないかという“歴史のIF”を持っているわけです。こう考えると、戦略的に重要なところは、同盟国と一緒にやっていくことが極めて重要だと私は思っておりまして、特に南鳥島みたいなところは、中国のいろんな船がうようよしているんです。そういう状況の中で、やはりここに日米の共同の何らかの基盤を作っておくことは我が国の安全保障にとって極めて重要だと思ってございます。そういった意味で、この南鳥島のレアアースの日米共同開発を進めるという戦略的な価値・意義について、総理からご所見を伺いたいと思います」

 これに高市総理は「今回取りまとめました日米海洋鉱物資源開発に関する協力覚書に基づきまして、海洋鉱物資源開発が将来的な重要鉱物の安定供給の確保に大きな可能性を有していることを踏まえて、これは日米双方に利益のある形でこの分野での二国間協力を前進させることを目的としています。この戦略的な連携を進めることによって、国際情勢、それから地政学リスクに左右されないレアアースをはじめとする重要鉱物の供給源の確保にもつながりますので、我が国にとっては外交安全保障上の観点からも意義があるものと考えております。そしてまた、この交渉に至るまでに、当然日本から防衛省もそしてアメリカの戦争省も加わっておりますので、安全にしっかりと開発ができる。そして資源がないことによって新たな争いが起こるようなことはない、そういう環境作りに資するものだと考えています」と答えた。

 山田議員は「我が国の大事な大事なやはり戦略の一つになろうかと思いますので、しっかりとお進めいただきたいと思います。かつての大東亜戦争も『石油で始まり石油で終わった』と言われることがございます。我が国にとっては、未だにエネルギーというものが国の生命線になってございます。これは戦前も戦後も同じです。戦後になっても、ここを止められてしまったら何もかもが止まってしまうという状況になってしまいますので、しっかりとこの点についてもお進めをいただきたい」と述べて質問を終えた。

ABEMA NEWS)

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