共産議員「“質問が悪い”って言いました?」ヤジに振り向き笑顔で怒り心頭? 「あまりに卑屈な従属ぶり」対米交渉を痛烈批判

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【映像】共産議員がヤジに「振り向いた」瞬間(実際の様子)

 25日、参議院予算委員会において、共産党の山添拓議員が政権を痛烈に批判した。

【映像】共産議員がヤジに「振り向いた」瞬間(実際の様子)

 山添議員は「総理は、午前中の質疑で、停戦後の機雷除去について『その時の状況を見て判断』と述べました。湾岸諸国や日本を含む多くの国に深刻な影響が生じているのは事実です。しかし、その原因は米国とイスラエルの攻撃であり、今般シーレーンを脅かした責任はこの両国にあります。総理、なぜ日本の自衛隊が危険を冒して、違法な戦争の後始末をしなければならないんですか? 機雷除去が必要なら、戦争当事国の責任でさせるべきじゃありませんか?」と質問。

 ここで山添議員は藤川政人委員長が所管である小泉進次郎防衛大臣を指名しようとしていると察知したのか「総理、総理!」と呼びかけた。

 しかし藤川委員長は小泉防衛大臣を指名。小泉大臣は「今、山添先生、『なぜ自衛隊が危険を冒して』と言いましたが、あらゆる任務に対して自衛官を派遣するときに、防衛大臣の職責は安全確保を徹底させることだと申し上げております。それをおろそかにして派遣することはありません」と回答。

 続いて藤川委員長は挙手をした高市総理を指名。高市総理は「午前中の答弁ですが、私はあくまでも一般論として申し上げました。今、自衛隊を派遣することはなんら決まっておりません」とだけ述べ、機雷除去は戦争当事国の責任でやるべきじゃないか、との質問には答えなかった。

 ここで議場内に“事件”が起きる。

 山添議員が「私の質問には全然お答えいただいてないんですね」と発言した直後、議場内でヤジが響き、その方向に振り返ったのだ。

 山添議員は「『質問が悪い』って言いました?」と笑顔を見せ、議場ではこのやり取りに笑い声が響いた。

 体の向きを戻した山添議員はヤジに対して怒りを抑えているのかは不明だが続けて「私は今回の問題ね、やっぱり元の原因を作ったのは誰なのかっていうことを総理が批判されないことに大きな問題があると思うんですよ。首脳会談で総理は、ホルムズ海峡の封鎖や航行の安全を脅かすイランの行為を非難しました。しかし、その原因となった米国とイスラエルによるイランへの攻撃は一言も批判なさっていません。フランスの『ル・モンド』紙に『ゴマすり』と報じられたのも仕方ない。私は、あまりに卑屈な従属ぶりだと思います」と痛烈に批判。

 さらに「この間、トランプ大統領が『イランと協議している』と主張しています。イランの側は否定していますが、私、停戦は必要だと思うんですね。ところが、イスラエルは戦闘の継続を言明し、トランプ氏も『うまくいかなければ爆撃を続けるだけだ』とあからさまに威嚇しています。総理、すいません、これは通告していたわけではないのですが、総理が首脳会談で『早期沈静化を願う』という態度を表明されました。そうであるなら、このアメリカとイスラエルの両国に対して、攻撃をやめ、戦争を止めるように求めるべきではありませんか?」と迫った。

 高市総理は「私は会談の冒頭で『平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ』と申し上げました。それはつまり、平和を構築できるのもトランプ大統領の考え方でもあるし、そしてまた、今非常にホルムズ海峡を含めて困難な状況にある中で、世界経済は厳しい状況にある。またこれを改善していけるのもトランプ大統領だということを申し上げました。そこに含み置いた意味をよくお考えいただけたらと思います」と回答。

 山添議員は「“含み”ではなく、はっきりものを言うべきだと思います。攻撃やめよと、アメリカに対してもイスラエルに対しても、総理、改めて求めるべきじゃありませんか?」と追及した。

 ここでも山添議員は高市総理の答弁を求めたが、指名されたのは茂木外務大臣。

 茂木外務大臣は「外交交渉におきましては相手が納得する言い方、これはあるんだと思います。ただ、『言えばいい』ということではなくて、どういった形で相手を能動的に動かしていくか、こういった形での交渉、これは極めて重要だと思っております」と答えた。

 山添議員は「私は言わなければ伝わらないと思いますね。総理がトランプ大統領のご機嫌をうかがうことばかりを優先した結果、世界で孤立するトランプ氏に助け船を出して、力による平和を是認し礼賛したということだと思います。今、世論調査で8割を超える人は『イラン攻撃を支持しない』と答えてますよ。私は『攻撃やめよ』と求めるべきだと思います。米国追従、主体性を欠く姿勢、これは法の支配とも世論ともかけ離れていることを指摘して、質問を終わります」と述べた。

ABEMA NEWS)

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