船長が航路変更?生徒も操船?保護者説明会で判明“不測の事態”辺野古沖転覆

船長が航路変更?生徒も操船?保護者説明会で判明“不測の事態”辺野古沖転覆
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高校生が亡くなった辺野古沖の転覆事故で、24日夜に行われた学校側の説明会は、4時間近くに及びました。参加した保護者に取材を重ねると、現場ではいくつもの不測の事態が起きていたようです。

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校長は「外洋に出ると想像せず」

亡くなった武石知華さん(17)の母親が発言する場面もあったといいます。

武石知華さんの母親
「辺野古のコースを選んだ時に(娘に)何で辺野古を見る必要があるのって聞きました。『お友達と綺麗なサンゴ礁が見たいから』って言っていました」

学校側は保護者に、小型船に乗ると明確に伝えてはいませんでした。転覆事故が起きた海域に行くことも。

辺野古沖
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武石知華さんの母親
「航行ルートについて、学校側はどこまで把握していたのか。リーフの外に出れば波が高いことは分かっていたはずで、サンゴ礁を見るだけなので外洋に出る必要ないですよね」

西田校長
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西田喜久夫校長
「私も外洋に出ていくとはちょっと想像していませんでした。むしろびっくりしている部分ではございます」

不測の事態はそれだけではありませんでした。

同船予定の教員が体調不良に

船
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沖縄での研修旅行3日目。辺野古のコースを選択したのは37人の生徒。2人の引率教員、そして添乗員1人と辺野古に向かいました。生徒たちは先発隊・後発隊に別れ、船に乗ることになっていました。教員がそれぞれ1人ずつ引率することになっていたといいます。しかしこの日は…。

西田喜久夫校長
「1名の教員が乗り物酔いと体調不良のため乗船を見送りました」

乗船しなかったのは事故に遭った先発隊の引率教員。しかし、後発隊の引率教員ですら体調不良を知らなかったといいます。

辺野古沖
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後発隊の引率教員
「前半の引率教員が船着き場に行っていたので、船が出航するまで乗るものだと私は思っていた」

船長が航路変更?生徒も操船?

『不屈』と『平和丸』に乗り、出港した先発隊。乗組員のほか、武石知華さんを含めた18人の生徒だけになっていました。武石さんと同じ『平和丸』に子どもが乗っていたという保護者は…。

辺野古沖
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子どもが乗船していた保護者
「引率の先生が乗らなかったことで『コースちょっと回っていこうか』みたいな感じで、船長さんからコースを変えられたという認識でいるんですけども。あと生徒たちが船を操縦させてもらっている。船長さんたちのサービス精神だったかもしれないですけど、もし引率の先生が乗っていたら『それはやめてください』とか言えたのではないか」

高校側
「引率である限りは生徒たちの安全確認だけではなく、監視の部分、何かあった時の緊急対応ということを含めて責任を負っていると思います。それを十分に果たせるような状況になかったことは、本当に申し訳ないと思っています」

同志社国際高校は「安全配慮義務を十分に果たさなかった」と何度も謝罪しました。今後、事故原因を究明する第三者委員会を立ち上げるとしています。

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