
高市総理は、2026年度予算案の今年度中の成立にこだわりを見せつつも、暫定予算案を27日に国会に提出すると表明しました。
【画像】“不測の事態”は「予測された事態」年度内の成立見送りへ…暫定予算案あす国会提出

高市総理
「予算の空白は1日も許されないため、不測の事態に備え、政府としては、あす27日に令和8年度暫定予算を閣議決定のうえ、国会に提出させていただく」
“不測の事態に備える”とのことですが。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「ある意味、不測の事態というよりも、容易に予測された事態」

中道改革連合 長妻昭衆院議員
「見通しが本当に甘すぎるんじゃないかと。衆議院の乱暴な議論なんだったんだと、一体」
予算審議は、高市総理の1月解散、2月の総選挙によって、例年より約1カ月、遅れて、始まりました。

衆議院で4分の3を占める与党は、坂本予算委員長の職権を使って、野党の合意なく日程を決めたり、片山財務大臣抜きで審議を進めたり、日曜日にも委員会を開いたりと、国会運営を急ぎました。しかし、少数与党の参議院では、そうもいきません。

24日、片山大臣が暫定予算案の編成を始めると宣言。予算規模は、8兆6000億円程度で、4月からの高校無償化の経費などを盛り込みます。
新年度予算が自然成立するまでのつなぎとなる暫定予算案は、30日に野党も賛成して、成立する見通しです。
国民生活への影響は抑えられそうですが、失ったものもあります。

衆議院では、通常80時間ほど費やす審議時間が、いまのスタイルになった2000年以降、最も短い59時間にまで減りました。

自民党 中堅衆院議員
「年度内にこだわったのは総理だけで、なぜかといえば、自分で解散したから。誰もが無理と思っていたなかで進めて、結局できないんじゃ、衆議院の国対や、坂本委員長がかわいそう」
