フランスで留学中だった黒崎愛海さん(当時21)が行方不明となった事件で、フランスの裁判所が、殺人罪に問われたチリ人の元交際相手に対し、「終身刑」を言い渡しました。
黒崎愛海さんは10年前、留学中のフランス東部・ブザンソンで行方不明となり、元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ被告(35)が殺人罪で起訴されました。
遺体は発見されておらず、状況証拠の積み重ねにより、1審、2審ともにセペダ被告に禁錮28年の判決を言い渡しました。
しかし、2審の証人だった警察官が手続きを経ずに追加捜査をしていたことなどが発覚し、フランスの最高裁にあたる破棄院が去年2月、2審判決を破棄しました。
17日から始まった3回目の公判となる「差し戻し控訴審」でもセペダ被告は無罪を主張し、26日午前の審理では、「私は殺していない」と涙ながらに訴えました。
非公開の合議を経て、裁判所は26日午後、セペダ被告に対し検察側の求刑(禁錮30年)を上回る「終身刑」を言い渡しました。
神志那諒リポ「一貫して無罪を主張してきたセペダ被告は判決の最中、両手で顔を覆い、うつむきながら聞いていました」
判決後、セペダ被告の弁護士はフランスの最高裁にあたる破棄院に上告する方針を明らかにしています。(ANNニュース)
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